日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗自治会の会員制度は混乱が深まっている

2023年09月12日 | 社会

深刻なお話しですが、多くの町の町内会・自治会の問題でもあると思います。

ある条件下、お金を払えば自治会班長就任を免除されるという現在の西洗自治会の会員制度は2020年の総会で決まりましたが、「お金を払えば班長にならなくていい」という考えが自治会員に広がり、班内の分断が一段とひどくなっているようです。

この問題に困った各班は、この会員制度の考えではなく、自班の事情に沿って会員問題に対処する班が出ています。

しかし、この実態を現自治会は理解できていないようで、例年のように、一律、班会議で、班長を選出するとか、班長職免除希望者についてその妥当性を検討するなど、班長・班員にとっていやな問題に班が取組むことを要求しています。

そこで、自治会は、班会議の招集状を、自治会長名で、一律の内容ですべての班員に送りました。問題が多い文面です。各班の事情を無視している、文を読むと、お金を払って班長職を免除される人のことを「協力会員」と勝手に呼んでいる(「協力会員」という身分については自治会規則の中に規定はありません)などの問題があります。あたかも自治会員の中に「協力会員」という身分の人がいて、永久に班長職を免除されている印象を与えています。(注)免除はその年度だけです。

班会議の招集は、班の事情を比較的よく知っている班長が行うべきと思います。班長の中には、班会議開催を拒否した人まで出てしまいました。それなのに自治会は、依然として自分の考えによる班会議開催を強行しようとしています。

恐らく自治会は、現会員制度が空文化し、各班の自由度が増すことを防ぎたいと苦労しているのでしょう。

しかし、現実、過去3年、班員の半分以下しか出席しない班がほとんどです。昨年は一人も出席しなかった班もありました。

私が所属する班は、過去3回の班会議ですが、出席者は数名で、班長選出も班長職免除者の決定も出来ませんでした。しょうがないので出席者間で相談し、班独自の考えで現自治会会員制度に対処し、自治会に迷惑をかけない工夫をすることにしました。しかし、わが班でもこの趣旨は班員に徹底していません。現班長だって理解できていないかもしれません。わが班の混乱度は深まっています。

自治会は、現会員制度見直し委員会を設け、現実をよく見て、問題点をしっかり検討した方がいいと思います。班会議についても実態をよく見てほしいと思います。


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