今年4月までは落ち葉掃除だけで来たので、5月から雑草取り重視に方針変更したことが自治会員に受け入れられるか心配でしたが、第二世代の若い班長さんが増えたこともあり、西洗公園の効用を上げるには雑草取りが必要だということをすぐ理解してくれ、喜んで雑草取りに取り組んでくれました。
第一世代でも公園の荒れを心配していた人は、雑草取りが当然と思って積極的にやってくれました。
足腰の弱い第一世代には、従来どおり落ち葉掃除をやってもらうようにしました。
これまで、「雑草を取るな。土が流れる」と大声で言った人は2名でした。うち一人は、方針を変えてはいけないとみんなに呼びかけましたが、公園愛護会事務局が、雑草取りが重要な訳、土が流れる問題に対する対策を説明することで、この二人を説得しました。
ほとんどの人は雑草取りを受け入れてくれ,ました。
最近では9月15日が、公園清掃の日で、当番班は15班と16班でした。雑草を取る場所は、⑴公園南側道路沿いの縁辺、柵の外側の幅40cmぐらいの帯状芝生面と、⑵公園南側の芝生広場西としました。⑴は、刈払機で雑草を刈ってきただけの場所で、8月1日に刈払機で刈ったのに雑草が伸びて30cm程度になっていました。そこで本年度から根っこから取ることにしました。⑵は、7月に2回雑草取りを行った場所ですが、面積が広く、まだ取っていない部分と、取ったが、また雑草が伸びてしまった部分がありました。
⑴の方が、「強い雑草」が多かったので足腰の強そう人にお願いし、そのほかの人は、⑵の方をお願いいしました。
⑴の方は、西の端から南門までほとんど雑草をとることができました。南門から東の端までは手つかずで残ってしまいました。⑵は、かなりの部分が取れたのですが、雑草が茂っている部分がまだ多い状態です。
取った雑草が大量出ましたが、すべて築山の斜面の上部に入れてもらいました。この雑草を使って斜面上部を少し高くします。
今日、午前中、愛護会事務局は、15日、手つかずで残った南門と東の端までの雑草をほぼ取り終えました。これで公園南側縁辺部は、東の端から西の端まで雑草なき芝生面になりました。道行く人は、雑草なき芝生面の縁辺部を見て、西洗公園は美しくなったと感じるのではないでしょうか。愛護会事務局は、すでに雑草なき状態になっている公園東側縁辺部と、今回雑草なき状態になった南側縁辺部について日々見回り、雑草を見つけたらすぐ取るようにして雑草なき状態を保つように頑張ります。
西側縁辺部の雑草取りはこれからです。西側が終われば、公園縁辺部はすべて無雑草状態になります。(注)西洗公園は、北を頂点とする二等辺三角形の形をしています。
さて、遠くから見ると、西洗公園の芝生広場は緑が大変美しく見えます。近くで見ると、雑草が無数に混じっています。実は雑草広場です。芝生広場で町の人々が芝生を助けるためには、雑草取り上手が増えなければなりません。日限山4丁目の町の人々は「強い雑草」取りを家庭で経験することはまずありません。
雑草取りは西洗公園で定着するでしょう。しかし、町の人々が、雑草取りが上手かと言うと、上手とは言えません。上手になるかと言うと、なる人は少数でしょう。手で抜くのはいいとして、「強い雑草」は、右利きの人は、左手で雑草の葉や茎を掴んで引っ張って、根や地下茎の張り具合を手に感じ、根などの近くに鎌の切っ先を「ちょんちょん」と、あるいは「グサッグサッ」と突き刺し、根などの近くの土をやわらくし、雑草をズルズルっと引き抜く感触を味わうことができるようになると、雑草取りが楽しくなります。
そうなるためには、やはり、雑草取りをよくやっている必要があります。しかし当番班による公園清掃は、年に1回、1回、30分前後です。雑草取りが楽しいと感じるほど上手になるのはむずかしいと思います。
その点、公園愛護会に入会し、事務局を志願し、園丁となって毎日のように公園で雑草取りをやっていると、「強い雑草」取りに慣れ、雑草取りを楽しいと感じるようになると思います。時間を忘れて雑草取りをやるでしょう。
(注)私は、公園の涼しい場所、たとえば築山の上や斜面で、持参のミルクコーヒーを飲みながらしばし休憩をとる時、至福を感じます。西洗公園は居場所として最高と思います。今後はお昼をまたがって雑草取りをやる場合は、お弁当を持参して、公園で食べてみたいと思います。木蔭になっている芝生に腰をおろし、お弁当を食べる。ピクニックですね。10月に娘が訪問してくる予定です。舞岡公園ではなく、西洗公園で娘と一緒に昼食を楽しみたいと思っています。
当番班による公園清掃と、複数人の愛護会事務局、つまり園丁が、協働する体制を組めば西洗公園の芝生は復活させることができます。今後50年、美しい芝生広場を維持管理することができます。園丁志願者をお待ちしています。