上海でおかしかった出来事のひとつ、
タクシーでのひとコマ(一齣)を紹介
友達のIDAは私よりも1週間ほど早く上海に着いていたから、タクシーに乗り馴れている。だからいつも助手席で、私は後部座席に乗り込む。(上海ではひとりでタクシーに乗る時でも、助手席に座るらしい。運転席と助手席の間には分厚いプラスチックの仕切りがあるから安心)ただし、IDAも中国語は話せないから、『Can you speak English?』と運転手にたずねる。たいてい『No,no』と首と手をふられる。そして、かならず運転手は後ろに”のほほん”と座っているわたしに助けを求め、中国語を投げてくる。そう、中国人と間違われたのだなんで、中国語を話さないんだと、言わんばかりの顔で私を見つめる。だから、『Sorry I'm Japanese.』と、訴える。結局地図を見せて無事目的地には着けるのだが。。。
ここはアジア。日本にいると、アジア人という感覚はないけれど、ひとたび海外に飛び出せば、私はAsianなのだ。
写真はジャスミンティーの水中花