記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

堅パン

2008年12月16日 21時16分36秒 | Weblog
今朝の目覚ましテレビ。
麻生総理が地元北九州に訪問した際、いただいたもの。北九州の人ならみんな知っているお菓子らしい。その名の通り物凄く堅いようだ。堅いもの好きな私には魅力的な逸品。是非トライしてみたい
この堅パンは八幡製鉄所の職員の栄養補給食品として作られたものだ。当時は保存が困難であった為に限りなく水分をカットした結果カチコチの堅パンができたというわけ。
子供の頃あまり甘いお菓子は自宅に常備されていなかった。たいてい堅焼き煎餅、それも海苔で包まれた煎餅かスルメが戸棚に入っていた。今思えば地味すぎるしかしそのお陰で顎は丈夫なつくりに成長した。歯並びも家族の中では1番、まるで顎模型(歯科医院で患者さんに説明する時に使用する理想的な歯並びの模型のひとつ)みたい。
そんなんだから堅さにはとことんこだわる。鎌倉の小町通のお煎餅やさんで、「1番堅いお煎餅をください」と注文する。しかしたいてい満足する堅さは得られない。かつては銀座あけぼのの「げんこつ」という名前のお煎餅が好きだった。ただ、餅米が上手く焼けていない部分の塊があると気分が悪くなる。お餅ではなくお煎餅の堅さがほしいのだ。
ネットで調べたら堅パンが通販で買えるようだ。年内に届くかしらん。

今、ネットで堅パンを調べていたら、くろがね堅パンと出て来た。くろがねって鉄の古称なんだ!初めて知った。

fine ART photographer Masumi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当の意味での強い人とは

2008年12月16日 20時09分08秒 | Weblog
帰りの電車の中で飛び込んで来た本のタイトル「 とんび 父親ってこうだ!!」
ぐっと胸にしまっている、そんなお父さんの声にならない気持ちを聞いてくれと、説明が書いてある。
ひねくれものの私はこのキャッチフレーズを素直に受けとめる事が出来ない。

いつだったか何かのセミナーで、本当に強い人間は自分をさらけ出すことが出来る人だと聞いた。
私の身近な人に真逆のタイプがいる。困っている時は血を分けた兄弟に力を借りてもいいと私は思うが、絶対に困っているそぶりも見せようとはしない。信用がないからではない。自分のプライドが許さないのだ。

父親という立場も同じなのではないだろうか?
よくあるセリフで、「妻や子供に心配をかけたくなかったから言えなかった」と一人難題を抱えていたことを事件が起きた後になって打ち明けることがある。本当にそうだろうかと、いつも思う。なにも自分一人で抱えることを家族が望んではいやしないのだ。お互いを思いやる心があれば打ち明けるべき。それで父親を憎んだり軽蔑したりすることはないのだと、強く言いたい。そもそも、心を割った会話が成り立たない事自体私は家族とは呼びたくない。父親とは、夫とはこうあるべきという根拠のない壁を自ら作り続けた結果ではないだろうか。こんな事を書いたら日本中のお父さんを敵にしてしまうかな。
違うんです。妻や子供たちは、お父さんの素顔が見たいだけなんです。勇気をだして仮面をとってみませんか?


fine ART photographer Masumi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする