記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

つづき

2009年06月21日 19時42分54秒 | Weblog
鎌倉駅までの道のりは、暑い日差しの中では長く感じた。鶴岡八幡宮の境内につながる道へ入ると大銀杏のある大石段、舞殿のある広場に出た。舞殿は静御前が義経を慕い心を込めて舞った若宮回廊跡に建っている。いつもはがらんどうとしているが昨日は違っていた。舞殿を囲む人だかりが出来ている。神前結婚式だ。こういった公共の場で行う式は日本人だけではなく外国人観光客の目を楽しませてくれる。私達は式を見ながらお弁当を食べた。正直、境内でお弁当を広げている人は私達だけだったが
Tさんが持って来たのは白髪ネギとザーサイの胡麻油の炒め物。まさに酒の肴。T家のお手軽総菜の一つだそう。かんたん、早い、おいしいが一番。行きの車内でビールを欲していたT'さんはもう押さえられないといった様子。夜の飲み会迄我慢我慢
みんな満腹になったところで、もう一組目の式が始まった。
急な階段を登りきって振り返ると、赤い鳥居が二つ一直線状に見えた。ルーブル美術館のピラミッドの広場からカルーゼル凱旋門、凱旋門、ラ・デファンスの新規凱旋門が一直線状に見えたのを思い出した。計算された美しさである。
本宮でお参りをした後、みんなで鳩みくじをひいた。私の提案でみんな一斉におみくじを開けた。結果は、なんとわたしだけが凶思いもよらぬ結果に撃沈してしまっただが、書いある内容はそれほどでもなく、ホッ。さあ、日帰りツアー最後の行き先は大仏様
江の電のホームに向った。ずっと前にUと来たとき、ホームに鎌倉の背景のプリクラがあったのを思い出し、みんなで撮りたいと思った。同じ場所に現存しているプリクラを発見すると思わず走り出し、カーテンを勢いよく開けた。するとカップルが中にいた
「カーテンが閉まってる=使用中」だと言う事を理解出来ていなかったのだ。
なんで人がいるのか不思議に思ったくらいだった。思わずビックリしてその場を去った!
あまりの異常な行動にT’さんはお咎めの言葉を発した!!
確かにそうだ。謝りもせずに逃げて来たのと同じこと。ごめんなさ~い。
その後念願のプリクラを撮る事は出来なかった4両車両の藤沢行きの江の電がホームに入って来た。ホームにあふれていた人が見事に呑み込まれた。
長谷から大仏様迄は約15分ほど。閉園時間30分前に着いた。大仏様をバックに記念撮影を撮ってもらうと、あまりにも人物の方がアップすぎて大仏様がなんだか申し訳なさそうにうしろに写っていた。大仏様と奈良の大仏様、どっちが大きいのかという質問の回答。奈良は像高14.98m、台座3.05m、台座約130t、下から見上げたときの高さ18m、重さ約250t。鎌倉は像高11.3m、台座2.05m、台座を含む高さ13.35m、重さ約124t。やはり奈良のほうが大きかった。
Tさんが大仏様の手を指して水かきがある事を教えてくれた。「水も洩らさずに衆生を救う水かきのある仏の手」なのだそうだ。全く気付かなかった。知っていましたか?


本日のひとカラの採点結果。曲は"Piece of my wish"

fine ART photographer Masumi
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日帰り鎌倉ツアー

2009年06月21日 01時56分42秒 | Weblog
今年も紫陽花の季節が終わりに近づいてきた。
よりによって今日は快晴。最高気温は27度だそう。駅のホームで早速かき氷を食べたい衝動にかられた。
久里浜行きの電車で各自の最寄り駅から合流する。みんなが揃ってから北鎌倉まで一時間弱あるのでランチをとる予定だ。電車やバス、車の中で食べるゴハンってなぜかおいしい。車窓を駆け抜ける景色が新鮮でワクワクする。
東京駅に着いたら4人掛けの席が空いた。みんながそろったので私のキッシュから。初めて食べるダブルTさんは感動してくれた。いい大人が4人、車内ではしゃいで食べている姿を隣のボックスに座った家族が珍しそうに見ている。思わずお裾分けしたくなってしまう。北鎌倉まで45分しかない。ゆっくり食べていたのでみんなが持ち寄ったおかずを広げることは出来なかった。
北鎌倉でほとんどの乗客がおりた。まずはお決まりの明月院へ。紫陽花の垣根になっている場所では毎度の事ながら人であふれていた。遅すぎたかと思われた明月院の紫陽花は満開だった。紫陽花の時期に訪れたことのなかった友人たちは蒼一色に包まれて癒されたようだ。私はピンクを見たかったな。入口でもらった明月院のパンフレットに写っている幻想的なうさちゃんはここで飼っているようだ。小屋が境内にあったが、「本日はお休み」と書かれた札がぶら下がっていた。こんなに立派な小屋があるのに一体何処に出掛けているのだろうか。
団体様集合場所の脇から竹林の小道が続いている。正に鎌倉は京都を感じさせてくれる。帰りに人混みの中で紫陽花の垣根をバックにして記念写真。後編へつづく



明月院のパンフレット。 今度はうさちゃんがいる時に行ってみたい

撮影:Tさん

fine ART photographer Masumi
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