再会

11時半にmomoちゃんと待ち合わせ。
約5年ほど前の3月、パリに一週間ばかりホームステイをした。そのときの語学学校フランスラングで知り合ったのがmomoちゃん。ホームステイは語学が目的というより、その翌年に考えていた約一年間の渡仏で実際に生活していけるかどうかを見極めるための一週間だった。
大阪と言ったらやっぱり関東人はたこ焼きを連想してしまう。ということで、朝ごはんは食べる時間が朝風呂で消えたので、たこ焼きがブランチ。ランチは momoちゃんがおすすめのフレンチを2時に予約してくれた。それまで時間があるので堂島ロール本店に行った。意外にこじんまりしたお店にビックリ。列も銀座三越のそれとは大違いで、ほどなくしてちいさな店内に入ることが出来た。 ショーケースには堂島ロール以外にカットケーキもたくさん並んでいる。あーっどれも食べてみたい。でも今日の夜行バスで帰るわたしにはテイクアウトは出来ない。よくみるとシュークリームがある。おそらく堂島ロールの生クリームとおなじだろう。momoちゃんとシュークリームを買い、お土産用には焼き菓子をゲット。
でもほんと、知らなかったら通り過ぎてしまいそうなくらい、小さくて目立たない建物だ。堂島ホテルのすぐ隣です。

予約したフレンチのレストランはブリーゼブリーゼという商業ビルの33階にある。
エレベーターの中で耳がツーンとなった。33階に降り立つと、まるで六本木ヒルズのスカイデッキのようだ。真下を見るとぞくっとした。でも高いとこ大好きな私はすぐに慣れた。あいにくの曇り空。今にも雨が降りだしそうだ。
お店はBENOIT
店内は明るくてフランスの雰囲気が漂う。ギャルソンもフランス人が何人かいる。フランス語を聞くのはうれしい。
再会を祝してロゼのスパークリングワインで乾杯
前菜はマッシュルームとフォアグラのパイ仕立て？？？記憶が定かでなくてすみません
パイ生地が香ばしくておいしかった。メインは真ダラのなんとか。またまた忘れた。momoちゃんは牛肉の頬肉のワイン煮。一口戴いたら、お肉がほろほろに柔らかくなっていた。パンがバゲットとパンドカンパーニュの２種類もあるのでお腹がいっぱいになった。カンパーニュは中がもっちもちでおいしい。居心地がよかったので２時間ほどのんびりしてしまった。いやに静かだと思ったら、お客さんはひとりもいなくなっていた
下の階へ降りて、テーブルと椅子をみつけると、またここでも話が尽きなかった。二人ともまた長期でパリ滞在を夢見ていた。
デザートはさっき買ったモンシュシュのシュークリーム。中に空洞がなく堂島ロールと同じ生クリームがびっしり詰まっている。何とも贅沢なシュークリームだ。
コーヒーと一緒に戴けたらもっとよかったんだけどね。

今度大阪に来る時は、モンシュシュのケーキをテイクアウトしてホテルの部屋で食べるべし！
多分私のことだから、何個か買ってしまいそう！！

ちなみに京都でおすすめのケーキやさんはComme Toujours　



前菜

メイン

デザート

モンシュシュ本店

かわいい看板

朝風呂

昨日泊まった大阪のホテルは最上階に天然の温泉がついている。
私のホテルをセレクトする最大のポイントは大浴場があることと、ベッドのサイズが大きいこと。2つの共通点は両手両足をおもいっきり投げ出せることだ。旅先くらい身もココロも解放されたい。今回の大浴場は幸い翌朝の10時まで通しで利用可能。安心してベッドに横になっていたらいつの間にか寝ていた。
結局朝風呂なかなかいいものです。明るい空の下で浸かる露天は澄んだ空気が心身ともに引き締めてくれる。
部屋着は作務衣なのだが、私は緑色だった。あまり好みの色ではないのでちょっとがっかり。朝風呂だから部屋着ではなく私服で来たが後から来た女性はレンガ色の作務衣を着ていた。
私の名前は男の人にもいるので間違われたにちがいない。市役所でも良く間違われる大浴場に着てこなくて大正解。
身支度を済ませ、スリッパを探すとまたもや誰かに履いていかれた。スリッパ箱の11番と書かれた中に入れたのに、残っているのは2番と他の番号。
すっきりさっぱり気分が少し害された。単に覚えらないのか、あるいはスリッパフェチか何か？
最悪マイスリッパを持参するしかないのか。小学校一年生みたいに名前入りでどうでしょう。