記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

逃げ足は速い方?

2012年10月02日 22時44分50秒 | Weblog
ジェラール・ミュロに行きたくて、セーヌ川に面したルーブル美術館の出口でiPhoneのGooglemapを見ていた。
すると信号待ちのスーツ姿のサラリーマンが話しかけてきた。
ジェラール・ミュロと言っても何のお店?って感じで、こちらの方々にとっては普通のお惣菜やさんの一つ?
とにかく、セーヌ通りに出れば大丈夫と教えてくれ、何故か連れて行ってくれる雰囲気
iPhoneあるし、多分行けるから大丈夫なんだけどな。
でも、悪そうな人には見えないし、ま、いっか。

仕事を聞かれたので歯科医師と答え、写真活動もしていると答えた。彼の仕事はマーシャンダイズ。
響きから商業っぽい匂いがするけど、「それ、なんですか?」とは聞かずにスルーした

結婚しているかと聞かれたので、ノンと答えると自分もセリバテール、独身だと答えた。
じゃ、日本に恋人はいるの?と聞くので、もしも「いない」と答えたらこのあとが怖い気がしたから、いるとウソをついた。
すると、残念そうに、「フランスの女性は恋人や夫がいても、他に恋人がいることはありがちだけど、日本人女性はちがうんだよね」と。
なんか、そんな話題になったら、話す内容が見つからなくなってしまった結局お店に着くまでの間は暫く沈黙。
Googleマップよりも、遠回りでなんとか着いた。
無事にたどり着いたので、お礼を言って別れた。
お店は閉まる寸前で、私が入った途端に正面のシャッターが閉まった
レジでお金数えたり、後かたづけはじめている最中だったが、無事にお惣菜ゲット

ウキウキで脇の扉から外にでたら、さっきのサラリーマンが正面の通りにいた
ひえっ
目的は果たしたし、もう用はない。そお~っと見つからないようにそそくさと逃げた
うまく巻いたと思ったら、思い切り帰り道とは逆方向に突進していた
元の通りは何としてでも通りたくはない。
またマップを見ながら一本内側の通りを歩いて帰ってきた。

女のおひとりさま旅は、こういう不安があるのがやだね

でも私、逃げ足は速いんです!!




若干迷いつつ出てきた場所はサン・シュルピス教会の広場。
20時はとっくに過ぎてたし、開いてるとは思わなかったが、
なんと今夜はコンサートがあるというではないか!
喜んで教会に入った。

意外と沢山の観客がいます。

つきあたりには大きなパイプオルガン
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海外トイレ事情

2012年10月02日 22時31分01秒 | Weblog
初めて海外旅行に行った時にカルチャーショックを受けた事はなに?

わたしは、洋式トイレの使い方についてだった

大学の研修旅行で初めて赤いパスポートを手にし、イギリス、フランス、イタリア、ドイツの4ヶ国をまわった。
各空港の化粧室に入ると、何故か座るはずの便座がビショビショに濡れている
このままじゃ座れないから、当時大量に持参した便座除菌シートで必ずキレイに掃除してから使用したものだ
我々日本人は恐らくそうやって使用すると思うが、海外の方々は一体どうやって使用しているのだろうか?

便座自体を踏んでしゃがむ?
いやいや、つるりと滑ったら大変だ。じゃあ、脚が長いからまたぐ?
まさか、男性みたいに立ちながら?いや、ありえない。ありえない
これ位しかアタマに浮かばないけど、ほかにある?

結局理由がわからないまま、今回の旅行でも同じ光景をルーブル美術館の化粧室で見かけた

だれか教えて欲しい

だって見る度に、アタマがハテナマークでいっぱいになり、ウンザリしながら掃除する羽目になるから



早起きしてアパルトマンを出てきました
静けさとひんやりした空気が気持ちいいです。
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海外子育て事情

2012年10月02日 08時46分12秒 | Weblog
日本では、何歳くらいまで子供と添い寝、あるいは同じ部屋で就寝するんだろうか?

4日目にお世話になった御宅は、フランス人と結婚した女性の義理のご両親宅
土曜日夜には孫娘が泊まりに来ていた。私が帰宅した時にはパジャマ姿で、おばあちゃんに言われて「ボンソワール」と言った笑顔がめちゃめちゃ可愛かった
まだ4才私がお借りしているお部屋の隣が彼女のお部屋
しばらく遊んだあと、おばあちゃんは、彼女に「A demain!!(また明日ね!!)」と、にこやかに言い放ち、部屋の電気を消して奥のリビングへ去って行った。
真っ暗闇が怖いのか、ぶつぶつ独り言とおばあちゃんを呼ぶ声が始まった。だんだん声は大きくなる

日本なら、多分5分も絶たないうちに母親が駆けつけるだろう。でもフランスは違うのだ
出来ることなら、私が添い寝してあげたい。だってあんなにかわいい子、放っておけない。抱きしめたいくらい
でも、実際にそんなことしたら、私が追い出されるに違いない
結局、10分ほど過ぎた後、おばあちゃんがやってきた
こらえていたものが爆発したようで、いきなり泣き出す声が聴こえた
おばあちゃんに説き伏せられたらしく、今度は静かになった。

以前パリにホームステイした時に聞いたけど、こちらは赤ちゃんのうちから寝室は子供と区別する。
日本じゃ、考えられないよね
実際子供部屋を与えられるのも、小学校に入ってからだろう。単に部屋の数の問題?いや、それだけじゃないだろう。

子離れ、親離れが出来ない親子、自立出来ない子供を作るのはこうした教育の果てなのかもしれない



アパルトマンの1階の入口にあるボタン。
上が電気を点灯したい時、下は扉のロックを解除するボタン。

エントランスはこんなに豪華です。
数年前お世話になったお家も階段に赤い絨毯が敷かれていました。

シャンゼリゼのヴィトンはよく見るけど、ここのヴィトンは知らなかった。
建物自体にロゴが彫られてるなんてスゴイ

でもなんか販売してるのかな???

このモデルさん、好きです
ナタリア・ボディアノヴァ(Natalia Vodianova)さんですよ!

セーヌ川沿いのブキニストで売っていた油絵。
欲しかったけど130ユーロは高い
まけてもらって100ユーロだもんね。。。
あ、右の後ろ姿のほうですよ
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2年ぶりのパリ

2012年10月02日 08時10分03秒 | Weblog
1週間ほど、パリに行ってました
今回はパリ市内で3箇所に滞在。いつものようにパリ生活情報から滞在先をみつけたが、立地条件のいい2つを一つに絞れなかった
3つ目は、お友達のAkikoさんの定宿、サンジェルマンにあるホテル。ここは最後の日に泊まった。

日本じゃ、必要性がないから見ず知らずの一般家庭に数日間お部屋を借りて過ごすなんて経験はないけど、パリでは節約もあってこのパターンで滞在先を探す。一泊25~50ユーロはありがたいこと。浮いたぶん、美味しいものを戴きたい
そして、誰かがいる安心感がある。日本人の方がいれば、帰宅した時に緊張感もやわらぐ。
たとえかつて滞在していたパリとはいえ、異国の地、スリなどどんな災難が降ってくるかわからない。だから、平静を装ってはいても、緊張はし続けているのだ。

見ず知らずの人とメールのやりとりだけで、滞在先を決めるのは不安じゃないかってよく言われるけど、今迄の経験から直感がはずれることはないの
私って意外と度胸あるでしょ?
う~ん、でもね実を言うと、あんまり深く考えていないだけなの。へんなとこでは心配性だけど、こういうことはへいっちゃら!!

今回もどちらのお宅も居心地がよく、去りがたかった

安心できる居場所を確保することは旅の必須条件だ。

最後にホテルを選んだのは正しかった。何故って、好きな時間にお風呂に好きなだけ浸かっていられるし、パジャマ姿で歩き回ってもへいっちゃら
ホテルの良さは、だれも居ない安心感なのだ。

今回はこの2つの安心感を実感した旅でもあった

またパリに行く時は、この2つのお家のリピーターになります



初めてエールフランスでシャンパン飲みました
空の上で飲むシャンパンは格別!

メニルモンタン駅から5分ほど。
お世話になったお家のご主人は元グラフィックデザイナーで、今は絵を描いています。
お部屋にこんな風に飾るのってステキ

ベッドはダブル?縦にも横にも、斜めにも眠れます

こちらはセーヌ川沿いのお宅。とってもかわいらしいお部屋です

お部屋の灯りもこんなロマンチック
コメント (2)
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