記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

こんなとき、どうする?

2012年10月12日 20時14分03秒 | Weblog
そうそう、Parisに着いた日の話。
Parisに9/17の夕方に着き、空港からエールフランスバスに乗りオペラまで来た。
オペラに着いてギャラリーラファイエットの前のタクシー乗り場に並んだ。

この時、私は前から5番目ほど。
後から聞いたことだけど、この日は国鉄かなにかのストがあったようで、タクシーを待つ人の列があっという間に出来た

タクシーがやっと来たので、列の先頭に並んでいたおばさんが乗ろうと手を上げたら、最後尾に並んでいたスラリとしたキレイな女性のヨコで止まり、乗り込んだ。
周りも「え?」って感じもちろんおばさんは黙っちゃいない。
バトル勃発

よくよく長蛇の列を見ると、私みたいに乗り場の標識側から並んだ人と、最後尾側から逆向きに並んだ人とがいたのだ

おばさんとキレイなお姉さんはしばらく言い合いをしてたけど、すでにタクシーに乗ったもん勝ちみたいで、タクシーはドアを閉め走りさった。
おばさんは捨てゼリフを吐いてました

そんなおばさんは、同じめに遭うわけにはいかぬとばかり、道路に仁王立ちになり、途中何度か普通車がおばさんを避けていったが無事にタクシーに乗って行った

や~っと次は私の番になった
流石に交通の激しい通りに仁王立ちする気にはなれない
すると、中国人の男女の2人連れがふらりと私の前に立ちはだかった。
「なんなのかしら?」
「知り合いの車がくるのかな?」なんて呑気にしていたら、やって来たタクシーにいそいそと乗り込んだ

「ちょっと、割り込みしないでみんなこんなに並んでるんだから」ってココロの中で叫んだ。
私の後ろに並ぶ20代くらいの女性は顔を真っ赤にして、文句言ってる。さらに、私にもなんで何も文句言わないの?って顔で見てる

フランス語でなんて言えば、いちばんいいか解らないし、迂闊に叫んで逆ギレされたらコワイ
イラっときたけど、「どうぞ、お先に」とつぶやいた。

なかなか到着が遅い私を心配したMさんに話をしたら、「そんな時は、なにもフランス語じゃなくても日本語でいいのよ。どうせ、本人たちも解ってやってるから、何を言われてるか位はわかるから
そっか
なんかそういう発想ってなかった
なんとか、的確に意思を伝えようと思うから、日本語は全く選択肢にないのだ。

こんど、勇気を出して使ってみようかな?

特にモンマルトルの丘でひつこく話しかけてきては、指にカラフルな紐を器用に巻きつけお金を要求する黒人に
モンマルトル好きなんだけど、この人たちがいるからとってもヤダ。いつも、言うのは
「Laissez-moi tranquille!」(ほっといてください!!)
コメント
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