ミラノ、リナーテ空港からパリ、オルリー空港までは、1,5時間弱
シャルル ド ゴールとは違ってシンプルな空港だった。
友人と合わせると、大きなスーツケースが3つ
乗るタクシーは少し大きめのバンが良かったが、最初に名乗り出たタクシーは普通の大きさ
無理だと友人が訴えても、ドライバーは御構い無しにスーツケースをトランクに詰め込んだ。急ブレーキでもかけようものなら、スーツケースが飛び出してしまいそうだった
「Ç'est pas possible.Ca va?」
と友人が聞いたら、黒人の若い運転手は、
「Je ne sais pas!」
と答える始末。なんていい加減なんだ
2人して眉間にシワをよせた。
一抹の不安を抱えつつ、2人して後部座席に座り、一番上、つまり真っ先に飛んでいきそうな私のスーツケースの車輪を左手でむんずと掴みながら走り続けた
なんとか、無事ホテルに着いた頃には、左手の感覚がなくなっていた
夕飯は、馴染みのベトナム料理やさんに行ったイタリアではカロリー高めの食生活だったので、ここいらでお腹の調子をリセットしてあげないと
パリに来た安心感から、普段は飲まないビールを注文して乾杯
今回初めて頼んだボ・ブン、私のパリお気に入りメニューに追加されたスープ少なめヌードルに、野菜たっぷり、お肉もたくさん、揚げ春巻きもトッピングされていて、甘辛ソースが絶妙な味わい。一押しメニューです
そして、パリでやっとバスタブに浸かる事が出来た。イタリアのホテルは全てシャワーのみだったの友人から貰った入浴剤を早速使って、至福のバスタイムお風呂が習慣の日本人には、必要不可欠の時間なのです
翌日は早起きして凱旋門に向かった。
2005年、パリの写真学校にいた頃、「いつか人っ子ひとりいないシャンゼリゼの写真を撮りたいね」と友人たちと話していたが、ついに実現出来るかも
てなわけで、まだ薄暗い空の下、ホテルを出てメトロに向かった。
どうやって行くかを、メトロの駅中で思案していたら、30代前半くらいの男性が話しかけて来た。どうやらメトロの工事のため、動いている電車が限定
されるらしい。乗り換えの方法を教えてくれた。「一緒にいこうか?」と、言われたが、申し訳ないので丁寧にお断りした。
言われた通りホームに着くと、さっきの男性がホームにいた結局、一緒に乗り換えの駅まで行くことにした。彼は警察官だった。夜勤明けだそう。地名は忘れてしまったが、パリ郊外に住んでいると言った。綺麗な街だとも言っていた。私の年を聞いて、30前半にしか見えないとおののいていた
「今夜、ディスコに行かない?」と、彼。
初対面でディスコなんてそんな冒険できるほど若くはなかった
夕飯は友人と約束もあったし、丁寧にお断りした。私だけメトロを降り、車内の寂しそうな表情の彼を見送った。惜しかったかな?!なんてね
つぎは、人っ子ひとりいない凱旋門です。
また、イタリアに来るよ〜
小ぶりの飛行機でした。
ベトナムやタイのビールは、まるでパナシェみたいな味だから飲みやすいの
こちらはフォー
大絶賛のボ・ブン
リナーテ空港の免税店で散々試した挙句、3つセットの香水を買いました