記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

総合病院

2010年02月21日 16時09分26秒 | Weblog
一昨日の朝から熱っぽいと思った。
風邪のひきはじめだ
その日の夜から早速常備薬の抗生物質と消炎剤、粘膜調整剤を飲んだが昨日の朝は喉が異常に腫れて呼吸困難で起きた。
午後一で美容院を予約していたがキャンセルして病院に行くことにした。
唯一土曜日に診療している総合病院に受付30分前に到着。待合室にある雑誌は退屈なものばかり。いつの間にか待合室で寝てしまった。待つこと1時間半。ようやく名前を呼ばれた。総合病院だから仕方ないか。
診断は急性副鼻腔炎。私は鼻とノドを必ずやられる。副鼻腔に貯留した膿を医療機器で吸引するとスッキリ爽快になった。いつも思うがこの器械がほしい。
そしてかならず行う吸入。子供の頃からやってるがいまいち効果のほどを実感できない
鼻腔内の粘液を使い捨ての綿棒で採取した。一週間後に原因菌が判明するとのこと。
とすると処方された薬は一体?一般的になんにでも効く薬を選択したのだろう。
その場で検査結果が解ればいいのに。そうすれば確実に菌を退治できる。こんなに医学が発達していても意外とアナログは健在していたのだ。一週間後にかかる時は完全復活していたいものだ。


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うそ

2010年02月21日 15時11分45秒 | Weblog
またまた見てしまった。
たけしのニッポンのミカタ!。
今回はウソがテーマ。「もっと嘘をつこう!」だ。
うそが人間関係の潤滑油となっているという。

小児期の3から5才にうそ期というものがあるそうだ。
この時期にいろんな嘘を学び使っていく。もちろん自分を守るためのウソ、相手を思いやるためのウソさまざまだ。大人からみたらすぐにバレてしまうようなウソから巧妙なウソまで幅広い。ただ新潟青陵大学の心理学博士・碓井真央教授は親に対して一言訴えていた。ウソをついたことをあたまごなしに叱るのではなく、ウソをつくに至った経緯を聞いてあげること。それから叱るなり誉めるなり判断してあげてほしいと。
私が子供の時は人並みにうそはついていたように思う。さすがに友達から嘘つき呼ばわりはされたことはないが。
大人からになってからもうまく使うようにはしているつもりだ。ただ本当にバレていないかどうかは自分でもわからない。
以前私のことを女優だよねと言った役者さんがいた。私の演技を見破っていたようだ。わかる人にはバレるらしい。
優しい嘘は人を心地よくさせる事が出来る。そのためにも、日々修行を怠ってはいけないのだ

そうそう、番組の中で紹介されていた学校。ウソを学ぶ学校「インプロジャパン」とうのがあるそうだ。嘘を上手に使い分けて円滑なコミュニケーションを図るというもの。私はここに通う程の不器用ではなさそうだ
そうそう、私のとても身近な人に約5年間ほどついてる嘘があったっけ!これ、墓場までもっていく覚悟です!


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母国自慢

2010年02月20日 19時13分24秒 | Weblog
数日前のめざにゅ~でちらっと耳にした特集。

各国の人にお国自慢をしてもらった。
ドイツ人の女性は日本のビールは軽すぎて物足りないと言う。やはり自分の国のビールのほうがアルコール度数が高くていいそうだ。
記憶が定かではないが、動物がたくさんいて自然があることなどを自慢している国のひともいた。
日本人女性は四季があることと答えていた。(海外は四季はないのかな?)

海外に滞在すると、当たり前だと思っていることが、実は違うことに気付かされる。はじめて日本の良さに触れ、改めて日本人で良かったと思う。
しかしこれも束の間。しばらくするとそのありがたさは空気と同じになってしまう。だから定期的に海外に訪れることは日本を見つめなおすために大切なことなのだ。
いま私が母国自慢をするとしたら、きっとこう答えるだろう。
「限りなく時間に正確な交通機関だと」
海外はかなりアバウトだと思う。さらにパリの場合はデモによるストが頻繁に起きる。日本で電車やバスなどが遅れると多少の苛立ちを覚えるが、海外では観光や学生の身分ということも助け、あまり気にしない。またか。仕方ないなくらいのものだ。 そんなパリでも唯一時間に正確なものがある。
お店の閉店時間だ。閉店時間が17時とお店のガラス扉に書かれていたので学校帰りに寄った。
閉店時間5分前だったがドアの前に立つセキュリティマンに入店を断られた。びっくりしてドアの表示時間を手で指し示すと、だからだと言わんばかりの顔をされた。
つまりこういうことだ。すべての業務が終了出来る時間が閉店時間にあたるのだ。日本なら考えられないだろう。多少いやな顔をされるかもしれないが、追い返すことはしない。 ま、しかしそこはパリ。郷に入っては郷に従えだ。
翌日はダッシュで店に向かった思い出がある。

海外に行くと母国の経済状況や歴史などを友人や先生などから質問されることがある。恥ずかしながらまともに答えられた試しがない。でも彼らはちゃんと自分の意見を持っている。それはある意味、母国を愛する所以なのだろう。後れ馳せながら、見習いたいと思う。


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自分の居場所

2010年02月17日 06時06分34秒 | Weblog
梨花さんが結婚準備でパリやニューヨークを訪れたときの様子を弾丸トラベラーで見たときのこと。

番組の終わりに彼との関係を語っていた。
印象的だったのは、自分の居場所はここだと感じたとのひとこと

それってすごくシンプルだけどいちばん正しい感覚なんだと思う。 だからほんとに幸せなんだなって思った。梨花さん、おめでとうございます

自分がありのま~んまでいられる場所。
家でも、職場でもおんなじ。
かつて私が職場を変えた時のいちばんの理由はそれだ。
自分を抑えなければいけなかったり、言いたいことが言えない環境はちいさな積み重ねとなっていずれ大きなしわ寄せとなる。人によって症状は様々だが、まず顔つきが変わってくる。無表情になってくる
そうなると自分はもちろん職場にとってもいいことは何ひとつ生まれない。自分が壊れない前にその場所を離れたほうがいい
もとの自分を取り戻すために


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ルイス・バラガンの言葉

2010年02月16日 22時31分12秒 | Weblog
先月訪れたルイス・バラガン展で購入した本に彼の遺した言葉がある。

心にとまった言葉を挙げたい。

全景を見わたすパノラマよりも、
正しく枠取られた
風景のほうが美しいものです。

静けさこそが、苦悩や恐怖を癒す薬です。
豪華であろうと質素であろうと、
静謐な家をつくることが、建築家の義務なのです。

私の家は、私の心の避難場所でした。

一番目は彼が写真家の目を持っているのだと感じた。
常にファインダーごしに物事を見ている写真家にとっては当たり前のこと。左右の人差し指と親指をくっつけて作った四角形の枠で風景を切りとってみてごらん。ちょっと違った世界が見えるから。

二つ目はいままで言葉にした事はなかったけれど、本当にその通りだ。雑踏にまぎれても、苦悩は溶けださず膨らむ一方だ。静寂のなかではじめて洗いながされていくのだ。まさにカタルシス、浄化作用が必要なのだ。

最後のことばは、なんだか寂しい余韻をのこす。でもそういう場所がある事は幸せなのだ。
どんなに狭くても、どんなに広くても。
きずついた心が、確かな温もりに包まれない家は、「自分の家」とは呼べないのだ。

こんなすてきなことばを遺したルイス・バラガンに是非とも家を建ててもらいたかったきっと幸せに暮らせるだろうに。


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胎内

2010年02月15日 22時24分29秒 | Weblog
先週Aさんが貸してくれたてのひらサイズの小さな詩集の本
Aさんは中でも一番はじめに載っている宮沢賢治さんの「雨にも負けず」が好きで朝礼で暗記を披露してくれた。
すばらしかった!!

私の琴線に触れたのはふたつ。
I was born.
と鳩という作品だ。
前者は昨日見た妊婦の胎内の描画がよみがえり、かなりリアルに感じた。でも静寂の中に母の壮絶な力強さを感じる。

鳩はとても愛らしいお話。こんな2人になれたらいいなって思った。

久しぶりに詩を読んだ。私は金子みすゞさんの詩が好きだ。どの詩も純粋な心を詩っている。

詩はありのままの情景を自分の感じた言葉で綴っていくもの。感情が閾値に達した時に自然と言葉が溢れ出す。
だから、読む人の心をうつのだ


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医学と芸術展

2010年02月14日 13時48分51秒 | Weblog
昨日と打って変わってポカポカ陽気

かねてから行こうと思っていた六本木ヒルズ森タワーで開催されている「医学と芸術展」に行って来た。
異国の方も数多く見に来ていた。
いま展望台東京シティビューのラウンジでひと休み。たまには強すぎる日差しに当たるのも心地がいいものだ

初っぱなから解剖図のオンパレードに驚いたが実際に解剖を経験している身なので教科書のようでもあった。
ただ、胎児が子宮内におさまっている数点の詳細画を見たのは初めてだった想像で描いたのでないとしたら。。。かなり怖すぎる
レオナルド・ダ・ヴィンチは30体以上もの解剖を行い、解剖図を書き上げたと言う。あれほど精密な描写は尋常ではない。私も絵は書くが、緻密な絵を書くのは苦手である。あくまで抽象画である。

会場の後半に、生前のポートレートと亡くなった直後の写真を並べた作品があった。一見寝ているようにも見えるが実は心臓は停止している。自分の死に顔はどうだろうかとふと気になった。やすらかな顔でありたい。苦しい顔は御霊前に見えた方をも辛くさせてしまいそうだ。




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受け入れるということ

2010年02月14日 11時15分51秒 | Weblog
昨日「めざせ!会社の星」という番組を見た。

スウェーデンブランドのH&Mの日本法人の代表を務めるクリスティン・エドマンさんは、スウェーデン特有のやり方で社員とのコミュニケーションをとっている。
ひとつは上司や社員同士、ファーストネームで呼ばせる。
ふたつめは、自分の意見を社員に押し通すことはせず、まず社員に「What do you think?」と尋ねるそうだ。その後自分の意見も合わせてよりよいものづくりを果たす。

社員との距離感を縮め、社員自信も自分のアイデアが採用されることで自信がつきモチベーションをあげることができるのだ。

サイレントクレーマーの内容と被るが、個人が率直な意見を言える環境があるということは経営者にとっても社員にとってもかけがえのない財産につながる。
もちろん家族間、友人、恋人すべての関係において成り立つことが理想であり、必須項目と言える。


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サイレントクレーマー

2010年02月14日 10時50分02秒 | Weblog
一昨日の金曜日「たけしのニッポンの味方」という番組を見た。

~クレームはニッポンの救世主!?~がテーマ。

興味深かった内容があったのでとりあげたい。
東京と大阪で行った実験。焼きたてメロンパンと焼き芋を販売する。しかし買った品物はどちらも冷たい。これに対してクレームを言うか言わないか、大阪は50人中34人、焼き芋は16人、東京はいずれもゼロだった。東京はその場でクレームをつけないかわりに二度とその店には来なくなる、あるいはネットなどからクレームをつける、いわゆるサイレントクレーマーが多いことがわかった。
私もサイレントクレーマーの一人だ。その場で口にはだせない。

自分がサイレントクレーマーなのはいいとして、仕事上でのクライアントがサイレントクレーマーになるのは困る。
誰しもクレームを快く受け入れられるわけではないが、言える間柄を築くことも大切だ。
クレームまでいかなくても、思っていることを100%伝えることが出来ているかが重要だと思う。

先日営業のNさんから質問を受けた。
「歯科医師の立場から、患者さんから聞きたい情報は何ですか?」
クレームを聞きたいと答えた。言いたいことを言えてるか知りたい。と付け加えた。
私は自分が医者にかかると、言いたいことの半分も言えずに診察室を後にする事が多い。何故か。おそらく言えない雰囲気がそこにあるのだ。これは別の言い方をすれば、ラポール(仏:rapport)の不成立といえる。
内科は特に混んでいるから一人にかける時間が惜しいのだろう。あまり目を合わせずカルテに記入している横顔に話かけるのは気兼ねしてしまう。だが、これでは意味がない。私は同じ医療関係者として原因と結果が明白でないと納得しない。つまり言えずにいることは精神的ストレスとなる。結果、その病院には行かなくなる。自分がありのままに表現出来る病院を探す。
これは何も病院に限ったことではない。顧客との関係、社内、友人、恋人、親兄弟の間柄でも言えることだ。
そういう空間づくりが、円滑な人間関係を築く本質だと私は思う。


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ランチ

2010年02月14日 01時14分24秒 | Weblog
映画が終わった後は予約しておいたサバティーニに向かった。
冬のアフタヌーンランチコースを予約したのだ。
テーブルにつくとお酒のメニューを持ってきたメートルドテル:支配人のガラルディ・マウリツィオさんは「ボンジョルノ」と笑顔で挨拶をした。日本人が言うとなんだか笑ってしまいそうだが、イタリアの人に言われると日本にいながらイタリアにいる錯覚に陥ることが出来、うれしくなる。ついこちらも「ボンジョルノ」と答えていた
昼間からロゼをいただくのはこころの贅沢である
すべてのメニューが大きなお皿に上品に盛り付けてある。かわいい。見た目でも幸せな気持ちにさせてくれるのがウレシイ。だが、メニューの半分を過ぎたところで2人ともすでにお腹がいっぱいになっていた私はまた眠くなってきた。
これからサーロインが来て、デザートが来ることになっている。

結局美味しいサーロイン、ケーキまで完食したら苦しくなった。思いの外量が多かったと言える。
このあとバレンタインのチョコを探しにデパートに寄ったが、いつもなら嬉しい味見も、苦しいお腹は受けつけなかった。でも知らない味のチョコをあげることは出来ないので選んで味見をした。
いつも疑問に思うのは彼と一緒に買いにきている人たち。私はつまんないって思うから。
明日はバレンタインです。素敵な1日を過ごしてください





久しぶりにお花を買いました。

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