まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

あきれる

2007-08-03 16:27:08 | モブログ
「ゴキブリが来るところが分った。」と夫が言う。
えっ出たの?と聞き返すと、得意げに、
「なんかそこのレールのところで黒いものが見えたから、なんだろうと思ってよく見るとゴキブリだったよ。」と続ける。「あれは庭から入ってくるんだな。」
それでどうしたのと突っ込むと、
「電気を暗くしてさ、ぐっと割り箸でつまんだ。」と言うから、
殺した?と念押しした。なんと、庭から遠くにほおり投げて捨てたんだと。良くそんな芸当が出来るもんだと感心したわ。あきれたわ。

夫は私が来るまで、掃除を1回もしたことがなかったんだと。
パジャマ代わりのTシャツを1回も取り替えなかったんだと。
わたしゃ、7月の12日に佐渡に帰ったのよ。なんと20日間も帰ったときのまま状態だったんだ。ゴキブリのえさを製造していたんだ。
パンツもシャツも毎日取り替えているし、夜帰って来て、部屋の中は見えないから別に何も感じないそうで。見えても、俺はちーーーっとも気にならないもんなと豪語している。

で、私が来るというので、大急ぎで掃除に精を出したそうだ。2日間にわたって朝早くに掃除機をかけるやら、雑巾がけをするやら、大変だったと威張る。
「な、きれいだろ。風呂も洗面所もみんな拭いた。台所の床もきれいにした。きれいだっただろ。」と、威張る。強要する。うん、確かにきれいだった。認める。
「VIPが来ると俺は大変だ。」そうだ。

それはそうだ、今まで、私は家に帰るとどんなに疲れていてもまず掃除機をかけた。
もう、そうせざるをえないのよ。だってね、食卓の椅子の下は、夫の爪、踵をほじくった皮膚のかけら(ここまで読んで気持ち悪くなった人はすっ飛ばしてね)等々の白いものがいっぱい落ちていてそんな中にいることが気持ち悪い。そのたびに、嫌味っぽく「落ちてたよ。」と夫に訴えてたからね。そうすると、大好きな箒とちりとりでささっと掃いて誤魔化していただけなのに、この度はどういう心境の変化なのかしら・・・

ま、VIP扱いされるのも悪い気はしない。たまたまでなく、いつもしてくれることを願うばかり。
コメント (2)
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