まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

新しい人に

2007-11-03 14:38:03 | モブログ
出会いました、今日の『リョウツ・デ・フェスタ』というイベントでの中でです。

まずなによりこんなイベントが催されていることが驚き。
わが夷町の商店街の店主たちには、佐渡を盛り上げようという気力なんてないとハナから思っていたのですが、なんのなんの。
イベントといってもフリーマーケットに過ぎないのですが、それでも、町の端から端まで500メートルはあろうかという道路の両側に、びっしり小さな店が立ち並んでいました。若い売り手に混じって、地場野菜を売るおばちゃんたち、おはぎやあられ、おこわを売るおばちゃんたち、お店の目玉の干物を売るおじさんたち。居酒屋のおばちゃんは、店の名物おでんやつまみを並べて、昼間っからビール、お酒販売。
おじいさんおばあさんから子供達まで大勢繰り出して大盛況で。
夷からはバスで10分くらい離れている地域でも農業市が開かれていて、そことシャトルバスで無料送迎をするという企画は、画期的だなと感心しました。

で、そこであっち寄りこっちへ寄りしていると、ヨガの先生の息子さん、きえんくんをみっけ。「きえんくん!」と声をかけると、離れていたきえんママが振り向き、「はじめまして。」のごあいさつ。きえんママはアメリカの方。ヨガでお世話になっています、と言うと、「よろしくお願いします。」と返されてどぎまぎしました。
しばらく歩いていると、今度は「ヨガに来ている方じゃないですか?」とお店の方が声をかけてくれました。ごめん、全く分かりません。見覚えがありません。
「私も行っています。」と、その方。オーガニックの手作りクッキーを売っていました。

お目当ては、柿渋染の洋服や小物を並べている店。
私が草木染めを始めたからではありません。『ボッテガ・サド』というホームページの土屋さんにお目にかかりたかったのです。佐渡を何とかしようと、いろいろな企画を立て実行している土屋さんと話がしたかったのです。なにしろ、佐渡の元気をデザインする、というのですから、どんな方か興味がわこうというものです。
土屋さんに言わせると「若者、よそ者、バカ者」でなくては、佐渡を変えていこうとする人なんていないそうですから。エッセイで、彼の奮闘ぶり、四苦八苦している様子がよく伝わってきます。短い時間でしたが、話をすることができ、楽しかったです。
今は、地元産の「たらい舟弁当」を販売するべく、東奔西走の日々が続いていると言っていました。難しいことは目に見えていますが、ぜひ成功して欲しいものです。

年を取ると図々しくなって、知らない人でも平気で話しかけられるようになる、そのおかげで新しい人に出会えるのですから、満更でもありません。
コメント
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