私と父です。頭が、とも言えるけれど、それではあまりになので・・・
昨日、買い物を終えた農協の前で、原チャリに乗ってくる人がにこにこ笑ってる、私に向かってにこにこ笑っているのは確かだけれど、はてさて誰だか。
彼女、ヘルメットを取りながら、
「あんた、何ぼんやりしとるのさ。私だよ。」と言ってくるわけ。
ごめんごめん、そうなのよ、ヘルメットかぶっていると、さっぱり顔が分からんちゃ。
とは答えたけれど、いつも見ている顔なのに、会っている人なのに。
どうも、帽子、シャワーキャップ、ヘルメットなどかぶり物には弱い。それで顔が分からなくなる、誰だか分らなくなってくるのだから。ふだん、その人のどこを見て、誰と判断しているのかしらね、不思議だわ。
夜7時のNHKニュースアナが、阿部渉アナから武田アナに代わりましたよね。
父は、阿部アナの時、しょっちゅう
「アベワタルは、どうして頭が黒いんだ!」と聞くのです。こちらは何のことかさっぱり分からないから、頭の中???となるの。だって、阿部アナの頭はもともと黒いんですもの。ヘンテコなこと聞くなと思ってしまうわけですよ。で、
「6時の時は白髪頭だった、染めたのか?」とさらにとんでもないことを言い出す始末。???の度合いはますます増大していくわけで。
こんなやり取りを何回か続けているうちに、正午のニュースを一緒に見ながら、父は
「ほら、この時は白髪頭だねか。」と言うので、よくよく見ると、それは登坂アナ!
父さん、このアナウンサーは、阿部さんじゃないよ。違う人だよ。
と、教え聞かせてようやくのことで納得したのですが、
「よう似ている、顔の形がそっくりだ。」としばらくは、言い続けました。
そういえば、登坂アナと阿部アナ、髪の毛をお二方とも黒くすれば似てなくもない。
しかしなあ、6時から7時の間わずか1時間の間に、髪の毛を染めたのか、と聞くあたり、とぼけているといおうかどうか・・・笑わせてくれますわ。
かくいう私も、かぶり物をしているだけで戸惑うのだから、父のことは言えないけれどこの写真は、梅の大木
今日はとてもよい天気、母が入所している施設の桜も枝先のつぼみがほころびはじめました。