今日の佐渡は午前中は雨模様の曇り空、ちょっと前からようやく晴れてきました。
波浪注意報が出ているだけあって、海岸線には白波が打ちつけているのが見えます。いやだなあ、これからはほとんどの日々がこうなんだろうと思うと。
そんなこんなですが、身辺伝聞四方山話。その前に、ざっと我が家の柿征伐記。
ことの始まりは、10月の13日からよ。
いつも注文している農園が今年の出来上がり見本を持って来てくれたことで。初ものだから、これを嬉しがって食していた。
次に夫の従姉が夫用、我が家用1箱づつ持って来てくれた。夫用を横浜で食し続けて。私はこの従姉さん柿がいちばんおいしいと思っているのよ。
佐渡に帰って我が家用をいまだに食し続けている。残りの農園見本は冷蔵庫の片隅で瀕死。
そうこうするうちに、太極拳友が「羽茂の柿だや、佐渡で一番うまい。」
と少なめに持って来てくれた。羽茂産大きくて甘いからそれに初めて食すから、従姉用と交互にありがたく食している。
今度は東京に住む同級生が自分ちの柿もぎにきて、「お前んとこにも回すや。」とマサチャンママの家に置いて行ったそうな。もう、柿はお腹いっぱいだから2つでいいやと言ったら、マサチャンママ、
「そんならもらうや、妹のとこに送るから。喜ぶが・・」ともらってくれた。
まだある、次に農園お父さんが、うちの父に「食べさせてくれや」とスーパーレジ袋いっぱい持って来てくれた。いくらなんでも、もうダメだ。で、これは、例の牡蠣と一緒に息子の所に送って食べてもらった。
とどめは、夫従姉から2回目の柿。
「はね柿だしの、遠慮せんで食べてや。」
はね柿って、売り物にならない柿のこと。私ら見たらどこがどうで売り物にならないんだと思うような立派な柿。食べたいけれど、ミカンのようにちょっと食べるというわけにいかないのが柿。
1日ひとつ食べるだけでもういい。残しておくとぽたぽたになる柿。はああ困った。
某所に頼み込んで食べていただくことにする。強引に送りつけることにする。
郵便局に行くと窓口は、この時期、お米と柿の送り箱で一杯。
皆さん、それぞれの方たちに食べてもらうことを楽しみに送っているのだろうな。
四方山話を書くつもりが柿騒動で長くなってしまったので、またのときに。