父の実家には50年近く行っていません。車なら20分の距離ですが、足を持たない私には、行きたくてもとても遠いところだったのです。
この頃やけに健脚になったので、今日こそと思い切って行って来ました。気功の3回目治療が終わって、そこから歩きだしました。近くなのです。
幹線道路から農道へ 横の風景
坂道を登り切ると広がる風景
遠くに見える海 大佐渡の突端
この下り坂が入口の目安
山間の川に沿って並ぶ なつかしい・・・
父の実家には子供のころ、「せいぶどまり」といって暮れに泊まりに行きました。
忘れもしません、いつも雪が降る中、父の自転車の後ろに乗って、ふるえながら行きました。坂道では降りて歩かされました。寒さだけが印象に残っています。
実家では牛小屋のそばがトイレ。風呂は五右衛門風呂。一人ひとりのお膳。
藁布団。写真の川で顔を洗いました。
偏食だった私は自家製豆腐が食べられなくて、ニンジンが食べられなくて。
実家行きは苦行そのものでした。
滅多に会わなかったおじいさんおばあさん、おじさん、おばさん、皆が懐かしい・・・
帰り道、この風景に見惚れて立ち止まりました
今日の佐渡はどこもかしこも美しい