そうそう昨日のこと、昨日のことです。
マサチャンママが、「あのもんも、言いてえことがいっぱいあるはずだから・・・」
ってんで、遅刻友と3人で集合。私以外の皆は忙しいから、3人が揃うことはめったにないのです。
「これも人生!(byきっぱり)」などといえる立派な人は誰もいませんから、ひとしきり、ぐだぐだうだうだと回り持ちで述べ立てました。
なああ・・
そうだっちゃ・・
ほんとだが・・
と相槌は、ため息交じりで。そんなこんなのころ合いを見てマサチャンママ。
「まあ、今朝、花立てに行ったらの、うちの墓にまだ正月の松が立ってあったが。いやー、見栄がわーりーっちゃなあ、恥ずかしかったが。またうちの墓は境内にあってあそこは皆によう見えるから、よけいだったが」とこうきました。
いたいた、ここにもいたわ。私は笑ったね、大笑いしたね。同志よと肩をたたいたね。
だって、昨日ではないけれどほんの1週間も前、何の気なしに墓にでも行ってみようと行ったら、なんのなんの実家の墓にも、松およびユズリ葉が青々と供えたままになっていたでないの。
びっくりなんてものではない、誰が見ていなくても顔が赤くなったわ。すぐそばに住んでいながら、正月の花がそのまんまよ。2ヶ月もそのまんまよ。何たることか、ね。
家に帰って早速父に報告。
「父さん父さん、墓の松がそのまんまになっとったが。いやーびっくりしたっちゃ。2月にうちにいろんな事が起きたのは、そのせいだったんだよ。仏さんが怒ったんだわ。
いつまで正月飾りを立てとるんだ、いい加減にせいって」
と、にわかに信心深くなって、これでもう悪いことは起きるまいと勝手に安心した次第。
で、もちろん、遅刻友は、彼岸の入りだというのに墓にも行ってないから、我らからアドバイス。
「ね、やっぱり季節もんを供えては駄目だね。いつだか分らんものにせんと。菊がいいっチャ、菊にせえや。ありゃあいつでも出とるから分からんしね」
二人とも、マメに墓に行かないことなど反省しないで、そちら方面で結論付けました。はああああ、どうにもこうにもならんね。ほんと。