あっ、暗くならないでくださいね、ご本人たちはカラカラ笑って話しているのですから。
電話線の老女が、奇しくもお二人、同じことを訴えたので・・・
「ちっとも迎えにこんで困るが・・・こっちで要らんもんはあっちでも要らんのんかのう」
私もあははは笑ったけれど、返事に窮してしまったわ。
こっちで要らんもんはあっちでも要らん。そうか。
かと思うと、別の老女は、
「父さんはのう、生きとるときも意地が悪かったけど、あっちへ行っても意地が悪ありいっちゃ。迎えに来てくれえって頼んでもちっとも迎えに来てくれえせんが」って。
うん、意地が悪くて結構。まだまだ生きて楽しんでいただかなければ。
今朝、母の施設で2月の誕生日会をやってくれていました。祝94歳。