台風一過の秋晴れ。
それにしてもすごかったわ昨日の風。
夜だから見えないけれど、木がゆさゆさ揺れている気配が家中を包んだ。
速く過ぎ去ってくれるのをひたすら待つのみ。寝たけれど。。。
皆様のところは大丈夫だったでしょうか。
話変わって、箱根１泊旅行。
帰る支度をしながら元同僚がしみじみ言う、腹立たしげに訴える。
「たった１泊しかしないのにどうしてこんなに荷物が多いのかしら。若いときは替えのパンツ一つしか持って行かなかったから、小さいバッグ一つでよかったのにね。どうしてそんなに少ないのって言われたのよ」
大きなズタ袋にあれこれ整理して詰めながら訴える。
私もまったく同じ類だったから、ほんとほんと、と激しく同意する。
雨が降るかもしれないから折り畳み傘。
日が照るかもしれないから帽子も。
山の中は寒いかもしれないから羽織るもの。おまけにスカーフなんかも入れて。
家じゃあ食べないからって分けちゃうお菓子まで突っ込んで。
帰りは買い物をするかもしれないってエコバックも。
もちろん下着、化粧品のたしなみ道具も。
薬もあれこれ用意。
かもしれない荷物でバッグは膨らむばかり。ああああ、はああー。
年を取るって恐ろしい。
ああなるかもしれない、こうなったらどうしよう。って経験が邪魔してどんどんどんどん準備万端整う。
かくして荷物は膨らみ重くなる。
ほんとはいいことなのか？！ 分からん。
だって・・・
着用は帽子のみ、後は無用の長物。
持ってきた荷物のかさばり具合をどう納得させればいいのだ！自分。
きっちり帳尻を合わせたい自分。もしかして、の多さが腹立たしい。
残りの人生も荷物は膨らむのかしら、いやだわ。
