タイトルだけでもややこしいのに、正式ツアー名は
『月山・羽黒山・湯殿山・鳥海山・蔵王を巡る「出羽三山めぐり」と「絶景の鳥海山」秘境探訪』
と何度聞いても覚えられそうにない欲張りさ。
ここ1,2年、私の中で行きたい病が徐々に高じてきて。
自分でもわけが分からないけれど、鳥海山・月山の美しい響きにあこがれて機会をうかがっていたのよ。
もう梅雨前線もろともせず決行。何が何でもの強い意志強固。
削ったとはいえ写真多々につき、吹っ飛ばしてご覧くださいませ。
1日目。蔵王(明日に回す)と湯殿山。
「語るなかれ」「聞くなかれ」の修験道の霊地だそうで。
参拝は土足禁止の裸足。入口でお祓いを受けている間も蚊やブヨその他の虫たちが好き自由。
じっと我慢だから、私の足はひどいことになっていて、今も後遺症に悩まされているわ。
温泉がわき出る巨岩(ヒッとなるくらいのかなりの熱さ)がご神体だそうで、その上をえいこら上ると。
青大将お出迎え。
驚いてはならない、帰りは出口のところで青大将2匹が悠々とお見送り。
竜神のお使いとかで、いないと淋しがる方もいるとか。私は別に淋しくない!
2日目。鳥海山5合目。
いちばんの楽しみにしていたのに・・・
全姿を拝みたかったのに。何しろ梅雨前線居座りだから。
どなたかが「マチュピチュみたい」と言っていた。
日本海、庄内平野を望む。
いいんだ、次の機会を狙うことにするわ。楽しみは取っておく。
で、次なるは県境を越えて秋田県の元滝伏流水まで散策。
水の流れのきれいなこと。
外気が暖かく水が冷たいから常にガスって。
この日の最後はそぼ降る雨の中、「獅子ヶ鼻湿原」2時間弱散策。
負け惜しみじゃなく、湿原には湿気がよく似合うのよ、これが。
奇形ブナのひとつ *燭台ブナ
奇形ブナの巨木 *あがりこ大王
もう一つの見どころ 国の天然記念物 *鳥海マリモ を見にさらに歩く。
平たい苔がマリモだそうで・・・そっか。
この光景をしっかり見ながら、説明もすぐそばで聞いていながら、ガイドの方に、
「どれがマリモですか?」と聞いて呆れられたことは内緒。(マリモというと丸い形を連想しますよね)
一気に3日目、月山・羽黒山にいこうとしたけれど、あまりに長くなったので明日に回しますね。