話は佐渡とこちらを行ったり来たりで。
今日は佐渡でのこと。
自転車ギコギコでの散歩、帰りに魚市場に寄った。
左の平たい建物
働いている場所なのに、余所もんがふらふらなんて邪魔になるだろうなと思いつつ端っこで見ていた。
と突然、じゅんこちゃんが「あんた、こんなとこで何しとるのんや」と声をかけてきた。びっくり。
そうだわ、彼女は魚屋さんをやっていて現役バリバリ。セリにも参加しているんだわ。
去年の9月彼岸明け、自宅に帰る佐渡汽船待合室でご主人と二人連れでいる彼女に遭遇。
訊けば検査入院のため新潟に行くのだと言ってた、それを思い出しその後の経過を訊く。
1月から入院していて、もうすぐ退院できるということでひと安心。
「一人で店やるの大変だね」と言うと
「午後になると、親戚がボランティアで来てくれて助けてもろとるっちゃ」
とけらけら言う。同じ年なのにそうやってがんばっている人がいる。
「それでもの、この間も店閉めて歌聴きに行って来たっちゃ。息抜いているわよ」と。
内心は分からないが元気そうに見えて。仕事の最中だから「またね」と話は早々にして別れた。
8時過ぎの魚市場。魚が上がるたびにセリが始まる。