それにしても。
3年前までの6年間の佐渡生活では、週1で太極拳とエアロビクス。
月1で草木染めと電話ボランティア。そして月に1週間程度横浜自宅生活。
ほぼそんな生活でそれなりに活動していたのに・・・
父が亡くなって2年半も経とうというのに、
日々食べて寝てという生活。ときどき日常から離れる時もあるけれど。
それ以外なあーんもしていない。あ、それまでと逆に月1で佐渡生活。
なんなんだろう自分、どうしてこんなグータラ生活で良しとしているんだろう、
とは思っていた。思っていたけれど・・・
暮れから正月にかけてのテレビ生活。クリスマスの約束2013に続き、
小田和正と吉田拓郎の「吉田拓郎YOKOSO」対談番組10月の再放送。
井上陽水の「氷の世界 40年」
録画しておいた番組を観た。ジャスト同世代だもの、いやあ面白かった、見応えあった。
で、その拓郎さん小田さん対談の中で、拓郎さんが小田さんから
「この頃何でも億劫で」というメールが来たとやけに嬉しそうに言うのよ。いや実際嬉しかったって言ってた。
うん、嬉しい。分かる、誰かから、ましてや何事もこだわりとことんやるらしい小田さんから「億劫」なんて言葉聞いたらニヤニヤしちゃうだろうな。
アルバム作りなんて1か月もやったら飽きちゃうなんて放言している拓郎さんだもの。
ま、このときは小田さんが、テレビで「億劫」なんて話題だしたらいかんでしょうって「今やらなきゃあ」的なポジティブ話題にシフトしていったけれど。
私もはっとして腑に落ちた。
そっか私のこの気分「億劫」だったんだわって。いやいや次元が違うお二人と比べるなんておこがましいことは十分承知しているけれど、凡人には凡人の「億劫」があるのよ。
毎日毎日、寝て食べての生活以外の何かを積極的にやろうと意欲が全く起きないこの気分を佐渡弁で言う「てえそだ」「弱った」と表現していたけれど。
「億劫なのよ」が一番合ってるわ。
そうよ 「億劫なのよ、私。今更なんもしたくないの」 はい。
こちらのジャケット写真は、「氷の世界」のアルバムを聞きながら、
リリー・フランキー、みうらじゅん、山口隆のお三方トークの中で、
似ている、「並べるとロールシャッハ写真じゃん」と大笑いしていたもの。
(確かあったはずだ、と押し入れの中の段ボールを引っくり返して探し出して真似してみたわ)ほんとだ。
今更ながらだけれど。
ようよう写真もメモ帳も日の目を見たので、安心してデリートできるというものよ。
本日午後の佐渡
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