お隣だって前だって、1日姿を見ないなんてことはざらだ。
寒いから外の用事は皆短時間で済ませている。
その短時間がずれたら「そういえばこのところ話をしていないわね」となる。
シンチャンママともそう。
昨日回覧板を持っていって玄関先で久しぶりに立ち話よ。
「元気?」「元気よ」なんて。寒くていやね、とか。
「そういえば今朝地震があったわね」と言われて、
「うちのもそう言ってたけど全然知らないのよ。寝るともう何があっても分からないから」
なんでも震度3の地震だったんですって。
「あらあいいわね。それだけ睡眠が深いのね。私はすぐ目が覚めるわ」って。
そこから睡眠の話。
「何時に寝てるの」と訊くと「10時よ」ですって。
そうなの、私が寝る11時ころはあたり近所の家は電気がついていなく、
門灯と外灯の明かりだけが煌々と照っていて、なんだか寂しくなるのよ。
そうか10時に寝るのか。
「けっこう早いのね」と言うと、
「私、寝るのに助走がいるのよ」えっ?!助走?
10時に寝てもすぐには眠れなくて、2時間くらいはグダグダしているんですって。
そうだわシンチャンママも睡眠には苦労している人だった。
以前も二人でぼやいたことがあった。だいたい4時間くらいよね、5時間寝たら御の字よねって。
「2時間も、そりゃあ長いわね。その間妄想しているの」と訊く。
「助走」の言葉に笑ってしまったけれど、2時間も助走に使っていたら疲れるわね。
その間、音楽を低く流して眠気が襲ってくるのをひたすら待っているそうよ。
そうかあ、2時間の助走、おまけにすぐに目覚める、そりゃあつらいわね。
朝が遅いのも無理ない。
今日は今年最後の公園掃除だ、しかも9時始まりだ。
「えっ、早いのね」と驚くシンチャンママに頼まれた。
「あなたが行くときピンポン押してくれる?」
分かった、忘れなかったらたたき起こしてあげる。
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