こんな風景に出会えるからこそ、4日間の吹雪閉じこもり生活にも耐えられる。
鱈。 よくぞこんな漢字を生み出したものと感心します。
今の時期の魚屋さんには太った丸ごとの鱈が売られています。
ひと干ししたもののもおいしい。
今朝の夜明け 雪も止んで
追記
昨夜の同級会はさすがに延期。
今朝はマサチャンママから電話ありでトキ追っかけ2回目(ワタナベさん連絡で)
頭上を悠々と飛ぶ1羽観察成功。撮影失敗。
毎日この話題で申し訳ないとは思いつつ。
新潟はどこでも雪が深いかというとそういうことはない。
海岸近くの新潟市や佐渡は、山間地域に比べたら格段に積雪量が少ない。
ところがところが、このたびだけはすごいわ。
新潟市なんて26年ぶりの積雪量っていうのだから・・・
もう降り止まないのだから。
佐渡汽船だって今日は全便欠航。新聞も来ない。吹雪、吹雪吹雪、氷の世界。
ところが、一瞬だけほんの一瞬だけ奇跡のような青空。
昨夕の一瞬
今朝9時46分
一回りしてきた9時56分にはもう曇り始めて・・・
雪が吹き付け舞い上がる空に・・・
それなのに、夜は同級会があるわ、酔狂な。
節分も立春もなんも関係ないの、そんな天気。
昨日はそれでも雪がひらひらはらはらな降りようだったから、ぶらぶらタソガレ場所に散歩。酔狂な。
先人の足跡が一つ
けっこう清々しくなったわ。
それにしても今日も雪、火曜日の夜から降り止まない。どうなっちゃってるんだろう。
昨日、ふれあいなんとかのサクラに呼ばれた後のこと。
「ワタナベサンがトキがおった場所に連れってくれるって言うけど行く?」
とマサチャンママが。
行くに決まっているじゃないの。佐渡で生活しているからには一度は見たい。
雪降りしきろうと滑ろうと私が運転するわけじゃないから速攻で返事。
月曜日のこと。
母の施設帰りに薬局で油を売っていたら、ワタナベサンが興奮して入ってきた。
「トキがバサバサおったが!もうすごかったわさ」
と話す言葉ももどかしげにデジカメ画面を見せてくれる。
いやいやいやいや、トキが枯れ木に6羽、離れた枯れ木にも数羽、ばっちり写っているじゃないの。
環境庁提供写真のようだ、トキ写真見本のようだ。興奮するのも無理はないわ。
「どこどこどこにおったの?」問いただす薬局夫婦も興奮気味。
あそこをああ行って、そこの坂を登っていくと看板があるし、その手前に田んぼがあるからそこだが、とワタナベサンも詳しく説明している。
「あんた行くか!?」とマサチャンママ。そりゃあ行くわ。
二人して午後から出かけた。
ワタナベサンが話した田んぼの向こうに白いものが・・・見える。
証拠写真(ーー゛)
あっ、あれじゃない?興奮する我ら。
しばらくじっと見つめるも白い物体は少しも動かない。
眺めているそばを「何バカをしてる」ってな感じで車が通り過ぎる。
「あのもんたちもきっと行くんだよ」とあくまでも能天気な二人。
でもでも、いくらおバカな我らでも、「ちがうよ、あれはゴミだっちゃ」気がついたね。
それから車でウロウロしたけれど・・・
写真で見た木に似ている付近を歩いたけれど・・
ついにトキには出会えなかった。
そんなことがあったから、勇んでワタナベサンの車に乗り込んで連れて行ってもらった。
なんだ、マサチャンママと行った場所でいいんだ。彼女の感は当たっていたんだ。
違ったことといえば。
なんと、ワタナベサンが見つけた木は、そこから200メートルも離れているのだ。
我らのボンクラ肉眼では絶対に見つけられっこない。
やっぱり双眼鏡がいるんだね、
トキは鳥だもんね、ワタナベサンが見たからってずっとそこにおるとは限らんもんね、と実に当たり前のことに呆れかえる我ら。
ワタナベサンは車で走っていたときに、空を飛んでいる姿を偶然見つけ、あの木のあたりと見当つけて追いかけ、それから1,5時間も車で待っていた、と実に辛抱強い。
これぞ追っかけの見本、お手本、標本。(プリントした写真を肴に飲んだら美味かったそうだ)
それに比べ我らは、
「おらんわ、どこ見てもおらんね、そんなら帰らんかっちゃ。寒いしさ」と実に淡白、根性なし、あきらめが早い。
これじゃあ、トキに限らず追っかけの素質はないね。ま、何事にもだけれど・・・さ。
「ふざけんな!!」とどつかれても仕方ないけれど。
いちおうは鳥の仲間なので・・・
本日の魚市場で。
昨夜来の雪、いまだに降り止みません。
窓から外を見ていた父も、
「雪は、もう満腹だな」などと、洒落たことを言って。
でも、グレー一色より白一色の方が覚悟がすわってまだよろしい。風がないので、外に出るのもまあ我慢ができるというもの。(でも、止んでほしいのはもちろんのこと)
写真撮影をしていたら、ばったりマサチャンママに会って、
「あんた、暇しとるだったら来てくれえっちゃ」と呼ばれたのが運のつき、といおうかラッキーといおうか。
地域のふれあいなんとかに誘いこまれて、今まで油を売っていたというわけでして。
はい!
ようやく完成しました、デジブック3冊目。
いつもいつも灰色世界ばかり紹介で心苦しく思っていたので・・・
今日は、色み満載です。
ああ、あとひと月もすると君たちにおめにかかれるのよね。楽しみ。
見るのに10分近くかかります。
長くて我ながらじりじりしましたが、思い入れも深くてなかなかカットできませんでした。
時間があるときに、ご鑑賞いただけたら嬉しいです。
デジブック 『佐渡の山野草』
色みがない!色みが(怒)
どこもかしこもモノトーン。
私が着るものは灰色とっくりセーターか灰色カーディガン。二枚をとっかえひっかえ。
他の色があるのか、と聞かれても困る。ない!
昨日の椿集落だって同じ佐渡内だからほらこの通り。
海がこうなら、山はどうだ?ってほらこの通り。変わりゃあしない。
遅刻友が飼っている猫だって究極のモノトーン。
そういやあ、この間もカーフェリーをチト待たせたと威張っていた(違う)恐縮していた
君よ、何を思うか。考え事しきり。
色みはこれしかない!!昨日の写真とは反対向きの椿。