まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

ドラマを観る

2014-04-19 13:31:39 | 旅行

蟹江敬三さんが亡くなった。



ついこの間、ドラマ『下町ボブスレー』で頑固かつ情に厚い親父さんを演じていた蟹江さんを観たばかりなのに。あまりに突然で・・・
蟹江さんといえば、私にとっては鬼平犯科帳での密偵「小房の粂八」それ以上の役はない。  
ちょうど録画しておいた2時間スペシャルドラマ鬼平犯科帳『山吹屋お勝』を観て、蟹江敬三さんを偲んだ。


時代劇つながりで。『神谷玄次郎捕物控』

数々の藤沢作品の中で、『彫師伊之助捕物覚え』と並んでの大好きな作品。
原作読んでいるときのどうにも止まらないどきどきハラハラ感。
それでいて早く先を読み進めたい、いやざわざわする感じが何とも胸を締め付けるので、1回この辺で止めときたいと思わせる不思議な作品で。
藤沢さんが生きていらしたらぜひともこの2作品のシリーズを続けていただきたかった、と残念でならない。

それゆえ、作品には思い入れ深し。
ただ単に自堕落な同心が捕り物に置いては凄腕を発揮し、というだけならそれ相応に面白く見ていられるのだが、反面、父親の役目に絡んで母と妹が殺された謎を解こうとしているといったわけありの男のニヒルな面を玄次郎役者がもっと出してくれたらなあと欲張る。
でもでも、セットといい同心の黒紋付羽織に着流し姿といい、江戸はかくあっただろうと満足満足してそちらに力点入れて観ている。


藤沢作品繋がりでこれまた録画で 映画『小川の辺』を観る。

大げさな表情も言動もなく淡々と進んでいくストーリーは好みだが、それにしても藩命で妹の夫を討たなければならなかった心情がもう少しじっくりと描かれれば深みが増すのにと思った。
そしてその妹役明らかなミスキャスト。
武家に生まれた娘であり武士の妻でありの品がどこにもない、興ざめのひと言でばっさり。

それにしても山形のロケ風景の素晴らしさ。
山々だったり小川の辺だったり画面いっぱいの圧倒的な緑が日本の原風景を表していて。
エンドロールの四季折々の写真もアルバムを観ているようで、これだけでもリピートしたくなるほど。



まだある。

『『珈琲屋の人々』
「一杯の珈琲が人生を変えることもある」なんて・・・
これは木村多江さん出ているから観ているが、1話目でうとうとしながらのながら見だから分け分からずの2話視聴。美山加恋ちゃんおっきくなったなあなんて。わけあり同士のつながりがもたらす話をま、わけ分からずともいっかとのんびり観ている。

『サイレント・プア』
深田恭子ちゃん相変わらずかわいいなあと観ている。
かわいいなあだけじゃなく、結構今の社会の抱えている問題点をえぐりだしていて見応えがある。からね。

で、もうひとつ
『THELONGGOOOBYE』
浅野忠信さん、初めて。どれどれ観ようかなと予定している。

そんなわけで、このところ我が家のテレビ大活躍よ。
ま、娘は婿さんに「実家はNHKとSMAPしか観ていません」ってメールしてたみたいだけど。

 

コメント
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