おはようございます。
横浜美術館リニューアルオープン記念おかえりヨコハマ展の作品を紹介しているが、今日は明治の横浜の洋画家らについて、まず、五姓田(ごせだ)義松(1855ー1915)。洋画家である五姓田芳柳の次男として江戸で生まれる。1865年、ワーグマンに師事。第1回内国勧業博覧会の洋画部門に最高賞を受賞した。
五姓田義松 五姓田一家の図 16歳の義松が描いた。画面左端にいるのが一歳下の妹、勇子(のちの渡辺幽香。
五姓田義松 老母図 老母勢子、絵が完成した翌日に亡くなった。義松20歳の作。
五姓田義松 渡辺幽香像 一歳下の妹。日本初の女流洋画家の一人。
渡辺幽香 幼児図 シカゴ万博に出品した。石臼を引きずりながら、蜻蛉をつかまえるたくましい赤ん坊。武将、福島正則の幼いころのエピソードを描いたという。
渡辺幽香 白衣婦人像
五姓田芳柳 外国人男性和装像
五姓田芳柳 外国人女性和装像
今村紫紅 平親王 平将門を描いた。横浜生まれの日本画家。
今村紫紅 伊達政宗
中島清之 関東大震災絵巻 横浜の惨状を絵巻に。
石綿江逸 横浜長嶋橋所見 落陽 横浜の風景を中心に制作した新版画家。
石綿江逸 横浜万国橋
早春の十六夜の月(昨夕)
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!