先日ようやく彩色見本まで決まった単衣の御所解柄の小紋ですが、染めの作業に
入るべく、生地を決める段階となりました
単衣の生地選びはとても難しく、よくある楊柳のような生地でも良いのですが、
それだとあまりにも「単衣」っぽくて別誂えとしては面白くないかな
と思い、
工房の方にいくつか単衣向きの生地をご紹介頂きました


まず、こちらは単衣用に作られた両面織りの生地で、表は唐蔓、裏は葦という、
とても面白いものです。裏表どちらも使えるリバーシブルなので、好きなほうの
柄を出せるのが良いですね。基本的に変わり古代縮緬ですが、楊柳に近いような
手触りだそうです

地紋を思いっきり楽しむとしたらこちらの小花だそうです。工房の方からは一番
私らしい生地とおっしゃって頂いたのですが、色無地などでしたらとても素敵な
仕上がりになりそうですが、少し照りが強いのと柄が細かいので、単衣には向か
ないかな~と思います
そしてこちらは、表が牡丹唐草、裏が紗綾形地紋になっている両面織りの生地。
単衣向きのものの中では、工房でも大人気の生地だそうですよ。地紋が控えめで
あまり目立たず、それほど艶が強くないので、華やかでもすっきりとした印象
悩んで工房の方ともご相談した結果、最終的に私が決めた生地は三番目の唐織の
牡丹唐草。一番目の唐蔓に葦とも迷ったのですが、どちらかというと私らしいの
は牡丹唐草のほうかな~
と。地紋もうるさすぎないので、今回の単衣の図案や
彩色の持つ上品な雰囲気を壊さずに済みそうです
地紋のない濱縮緬のとーっても良い生地もご紹介頂いたのですが、生地代が他の
生地と比べて5割近く高いので、今回は断念しました。最高級のとっても良い生地
なのですが、着用機会の少ない単衣には少しもったいないので…
こちらの工房では美しい地紋の白生地をたくさん取り揃えていらっしゃるので、
いつか色無地をお願いしようかな~とも考えています。地紋の綺麗な生地を淡い
色合いの色無地にして、八掛にポイントで柄を入れて頂くのもおしゃれですね
作りたい着物はまだまだたくさんありますが、公庄公房様には訪問着や付け下げ
などの礼装を、こちらの工房には色無地や小紋などのおでかけ着をお願いして、
毎年少しずつ増やしていこうと思います
幸い私の着物を引き継いでくれる(はずの)娘も生まれますので、心置きなく
着物を増やすことができそうです(笑)
こちらの小紋は、これで糊置き・地色染め・友禅・金彩の作業に入りますので、
次回は地色が染め上がり友禅の作業に入ったところで画像が届く予定です
入るべく、生地を決める段階となりました

単衣の生地選びはとても難しく、よくある楊柳のような生地でも良いのですが、
それだとあまりにも「単衣」っぽくて別誂えとしては面白くないかな

工房の方にいくつか単衣向きの生地をご紹介頂きました



まず、こちらは単衣用に作られた両面織りの生地で、表は唐蔓、裏は葦という、
とても面白いものです。裏表どちらも使えるリバーシブルなので、好きなほうの
柄を出せるのが良いですね。基本的に変わり古代縮緬ですが、楊柳に近いような
手触りだそうです


地紋を思いっきり楽しむとしたらこちらの小花だそうです。工房の方からは一番
私らしい生地とおっしゃって頂いたのですが、色無地などでしたらとても素敵な
仕上がりになりそうですが、少し照りが強いのと柄が細かいので、単衣には向か
ないかな~と思います


そしてこちらは、表が牡丹唐草、裏が紗綾形地紋になっている両面織りの生地。
単衣向きのものの中では、工房でも大人気の生地だそうですよ。地紋が控えめで
あまり目立たず、それほど艶が強くないので、華やかでもすっきりとした印象

悩んで工房の方ともご相談した結果、最終的に私が決めた生地は三番目の唐織の
牡丹唐草。一番目の唐蔓に葦とも迷ったのですが、どちらかというと私らしいの
は牡丹唐草のほうかな~

彩色の持つ上品な雰囲気を壊さずに済みそうです

地紋のない濱縮緬のとーっても良い生地もご紹介頂いたのですが、生地代が他の
生地と比べて5割近く高いので、今回は断念しました。最高級のとっても良い生地
なのですが、着用機会の少ない単衣には少しもったいないので…

こちらの工房では美しい地紋の白生地をたくさん取り揃えていらっしゃるので、
いつか色無地をお願いしようかな~とも考えています。地紋の綺麗な生地を淡い
色合いの色無地にして、八掛にポイントで柄を入れて頂くのもおしゃれですね

作りたい着物はまだまだたくさんありますが、公庄公房様には訪問着や付け下げ
などの礼装を、こちらの工房には色無地や小紋などのおでかけ着をお願いして、
毎年少しずつ増やしていこうと思います

幸い私の着物を引き継いでくれる(はずの)娘も生まれますので、心置きなく

着物を増やすことができそうです(笑)
こちらの小紋は、これで糊置き・地色染め・友禅・金彩の作業に入りますので、
次回は地色が染め上がり友禅の作業に入ったところで画像が届く予定です
