Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お菓子作り【タルトタタン】 / お茶のお稽古 / おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2014-04-05 23:52:57 | おうちごはん
この週末は春らしいいとても良いお天気で、絶好のお花見日和ですね。木曜日の
雨でほとんどが散ってしまうかと心配した桜もなんとか持ちこたえてくれて、
本当に良かったです。今日は予定があってお花見にいけませんでしたが、明日は
家族3人でお花見に行く予定です

今朝はまだ娘や夫が寝ている間に、お菓子作りをしていました。最近は朝や夜の
静かな時間にするお菓子作りやパン作りが、良い気分転換になっています

今日作ったのはタルトタタン。日本でもおなじみの、フランスのお菓子ですね。
もともとは19世紀後半、フランスにあった「タタン」というホテルで、経営者の
タタン姉妹が考案したものが世界中に広まったそうです

このお菓子は食べられるまでに時間がかかるので、一部分の工程を昨夜のうちに
済ませておきました

リンゴは皮と芯を取って4等分にしておきます。お鍋にバターを入れて溶かして、
お砂糖を加えたら、リンゴを入れて、水気が出るまで強めの中火で炒めます。
水気が出てきたら弱火で1時間ほど煮詰め、水が飴色になったら火を止めます。

ここまでの工程を昨夜のうちにしておきました

今朝はタルト生地を作りました。砂糖・薄力粉・塩をふるいにかけておきます。
冷蔵庫から出したばかりのバターを加え切るようにして混ぜ、水で溶いた卵黄を
少しずつ入れて混ぜ合わせます。



ケーキ型にリンゴを敷き詰めて煮汁もかけたら、その上に3mmほどに伸ばした
タルト生地を乗せて、フォークを指して全体に小さな穴を開けます。


アルミホイルを被せてから、190度に予熱したオーブンで45分間。アルミホイルを
取ってからさらに45分焼きます。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて、数時間放置。
しっかり冷えてから型からはずせば完成です

今日のディナーのデザートが出来上がりました

午前中は新しい保育園の保護者会があったので、娘を連れて参加してきました。
2時間ほどで帰ってきてからは、お昼ご飯を食べてお茶のお稽古へ

今日のお稽古は、「飾り物」と呼ばれる濃茶のお点前で、お茶碗を飾りました。
お菓子は伊勢屋製の「桜まんじゅう」。中身の桜餡が甘じょっぱくて美味しい
お軸は「飛燕受風斜(ひえん かぜをうけて ななめなり)」と書かれた短冊。
茶花は「玉之浦」椿と連翹が活けられていました。

お稽古から帰ってきてからは、すぐにお夕飯の準備にとりかかります。今日は
イタリア料理教室の復習メニューです。3月に習ったプライベートレッスンでの
メニューなので、我が家の好きなものがもりだくさん


パスタは手打ちパスタなので少し時間がかかるため、帰ってからすぐに準備を
始めました。トルテッリという、エミリア・ロマーナ州発祥のお料理です。一見
するとラビオリのような作り方ですが、具の包み方が違うのが特徴です

パスタのシートを重ねて切るだけのラビオリと違って、指先で形を整えなければ
いけないので、これがけっこう時間がかかるのです。30分ほどかけて、たくさん
トルテッリを作りました。余った分は冷凍しておきます


冷たい前菜はサーモンの香草マリネ。レモンとケッパーを組み合わせて、日本で
一番ポピュラーなお魚のマリネでしょうか


温かい前菜はアスパラガスのオーブン焼きを。こちらも「ビスマルク風」などと
呼ばれて日本でもよく見かけるメニューです。お教室では、娘の相手をしている
うちに卵が固まってしまうという失敗がありましたが、今日は成功しました


パスタはトルテッリ・トマトスープ仕立て。ミニトマトをたっぷりと使って作る
贅沢なスープは、旨味が凝縮されていてと~っても美味しかったです。お教室で
作ったときよりもトルテッリ自体を大きめにしています


メインは仔羊の猟師風。いつも食べているラム肉を、いつもとはちょっと違った
味付けで、美味しく頂きました

食後にはタルトタタンを食べながら、ゆっくり借りてきたDVDを鑑賞しました。
今日はお出かけが重なって少し忙しい一日でしたが、お菓子作りもお料理作りも
出来て、お稽古にもいけて、充実した日になりました

明日はゆっくりとお花見を楽しみます