Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お菓子作り【ティラミス】/ お茶のお稽古 / おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2014-04-12 23:05:17 | おうちごはん
今日の午前中は夫がお仕事に行っていたので、そのあいだに娘の相手をしながら
お菓子作りに励んでいました。週末にはお菓子を作ってディナーを作ってパンを
作ってと、なんだかずっとキッチンに立っているような気もしますが、それでも
楽しくて気分転換になるのでやめられないのです

今日は夫のリクエストでティラミスを作りました。ティラミスはそんなに難しい
お菓子ではないのですが、作業工程が多いので今まで敬遠してきましたが、夫の
リクエストとあっては作らないわけにはいきません


まずココアスポンジを作り、型に合わせて敷き詰めたら、そこにエスプレッソと
コーヒーリキュールで作ったシロップをたっぷりと染み込ませます。そのうえに
卵黄・グラニュー糖・牛乳・ゼラチンを混ぜて泡立てたもの、マスカルポーネ、
9分だてにした生クリームという材料を混ぜたものを流し込み、冷やし固めます。

最後に一番上に振るココアパウダーは時間が経つとベチャベチャになってしまう
ので、食べる前に食べる分だけに振ることにしました

湯煎にかけながらの作業があったり、材料を別々に用意したりと、道具を色々と
使うお菓子なので、洗い物が大変でした(笑)

午後からは娘を連れてお茶のお稽古へ

今日のお稽古は台天目という伝物(教本には載っていない、口伝で受け継がれる
お点前)のお稽古でした。前回の唐物よりはわかりやすかったのですが、やはり
教本で調べることなどできないので、自分ですべて覚えなければいけないという
プレッシャーがあり、ドキドキしながらのお稽古でした

お菓子の銘は「山吹」。この季節らしく山吹の花を模したもので「伊勢屋」製。
お花は「羽衣」椿とキブシが活けられていました。

お軸は東照公御遺訓が書かれたものでした。東照公(徳川家康)は、晩年からは
徳川幕府を開き華々しい活躍をしましたが、幼少のころは方々に人質に出され、
若いころにも何かと苦労をして、不遇の時代を過ごしてきた人物です。

人の一生は 重荷を負うて遠き道を行くが如し 急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし 心に望みおこらば 困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思え 
勝つことばかり知り 負くる事を知らざれば 害その身に至る
己れを責めて人を責むるな 及ばざるは過ぎたるに勝れり

苦しい時期を過ごした人物だからこその、この遺訓なのでしょうね

お稽古場をあとにして帰宅して、急いでディナーの準備を開始しました。今日は
イタリア料理教室の復習メニューです


前菜はドライトマトとアンチョビ風じゃがいもサラダです。アンチョビの塩味と
ドライトマトやレモン汁の酸味がじゃがいもに良くあって、美味しい一品です。
生のニンニクが効いているので、お酒も進みます


パスタはクスクス・トラパネーゼ。魚でしっかりと出汁を取ったズッパは濃厚で
とっても美味しく、クスクスに混ぜたシナモンなども効いていて、夫がとっても
気に入ってくれました。今日は涼しげにスガハラガラスのガラスの器で。これは
スープ系のお料理に良く合いますね


メインはメカジキのソテー・サルモリッリオソース。自宅で育てているパセリを
たっぷりと使った爽やかで綺麗な緑色のソースは、レモンの酸味が効いていて、
メカジキをさっぱりと食べることができました


食後には午前中に作ったティラミスをデザートに食べました。スポンジにもっと
シロップを染み込ませて、エスプレッソの風味を強くしたほうが良かったかな
夫が気に入ってくれたようなので、これは近いうちにリベンジでもう一度作ろう
かと思っています

今日は前菜~デザートまでイタリアンなディナーとなりました