Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お菓子作り【キャラメルナッツタルト】/ お茶のお稽古 / おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2014-04-19 23:05:51 | おうちごはん
今日は少し早起きして、娘や夫が寝ているあいだにお菓子作りをしていました。
今日はキャラメルナッツタルト。タルト系のお菓子には色々なバリエーションが
ありますが、大好きなナッツ系のものを作りたかったので


まずはタルト生地を作ります。室温に戻したバターに砂糖を入れて白っぽくなる
まで混ぜ、そこに卵を入れ、最後にふるった小麦粉を入れてさっくり混ぜます。
ひとまとめにした生地を冷蔵庫で1~2時間休ませて、タルト型に敷き詰めたら、
底にフォークで穴をあけます。

生地を作るまでの作業を、昨夜のうちに済ませておきました。今朝はタルト型に
生地を敷き詰めて、180度のオーブンで15分焼くところからスタート



タルトを焼いているあいだにフィリングの準備をします。たっぷりのナッツ類を
フライパンで炒って冷ましておきます。バター・生クリーム・砂糖・はちみつを
お鍋に入れて中火にかけ、沸騰して軽~くとろみがついたところで火を止めて、
ナッツを加えて混ぜます。


出来上がったフィリングを焼きあがったタルト台に流し込み、180度のオーブンで
15分焼いて、冷蔵庫でしっかり冷やし固めたら出来上がり

生地を休ませる以外にはそれほど時間のかかる作業でもないので、とても簡単に
できるお菓子です。これでディナーのデザートは準備完了

お昼から夫がおでかけをしていたので、夕方に娘を連れてお茶のお稽古場へ

今日のお稽古は4月らしく「吉野棚」を使った薄茶のお稽古でした。吉野棚とは、
京都・島原にいた吉野太夫に由来するもので、吉野太夫を身請けした灰屋紹益が
京都・高台寺に彼女のために建てた遺芳庵という茶室があり、その茶室の意匠を
取り入れたものです。「吉野」という棚の名前から、4月に多く使われます。

お菓子はもうすぐ端午の節句があるということで、柏餅が用意されていました。
茶花は「光源氏」椿と、白山吹が活けられていました。

お軸は「峰早蕨(みねのさわらび)」というお歌の短冊でした。「散り果てし
花のかたみの家づとは 吉野の山の 峰の早蕨」と詠まれています。

帰る頃になってなんだか娘がおとなしいなぁと思ってだっこしてみると、とても
体が熱いのです。びっくりして急いで帰宅して熱を測ってみるとなんと38.7度。
今までこんなに高い熱を出したことがありません

慌てて母に相談して、すぐに病院に連れて行くことに。夫に付き添ってもらって
小児救急センターに連れて行くと、おそらくは突発性発疹だろうということで、
解熱剤を処方してもらいました

幸い娘は機嫌も良く手足も元気にパタパタ動かしていたので、ささっとお風呂に
入れて、すぐに寝かしつけをしました。すぐに寝入ったようなので、ディナーの
準備を始めました。今日はイタリア料理教室の復習メニューです


今朝のうちに捏ねて冷蔵庫で休ませておいた生地をパスタマシーンで伸ばして、
パイカッターで正方形にカットし、それを蝶々の形に形成していきます。これで
下準備は完了


前菜にはフリッコを。茹でてスライスしたジャガイモとチーズに、塩コショウを
しっかりと効かせて焼き上げたお料理です。お酒がとっても進む一品でした


パスタは先生のオリジナルレシピで、ファルファッレ・桜のクリームソース。
春らしい桜の塩漬けを使ったソースはとても香りが良くて、まるで桜の花に蝶が
戯れているような、とても可愛らしい一皿です


メインはカプネット。日本でロールキャベツというとトマトベースが多いですが
こちらはネギを使ったクリームソースで仕上げました。ネギとクリームって意外
にも良く合って美味しいですよね


デザートには今朝作っておいたキャラメルナッツタルトを。サクサクのタルトに
香ばしいナッツ&キャラメルのフィリングが良くあっていて、我ながら美味しく
出来上がったと思います

ディナーの最中もちょこちょこ娘の様子を見に行きましたが、ぐっすりと眠って
いるので、明日の朝まで気を付けながら引き続き様子を見ようと思っています。
あんな小さな体で高熱を出すと、本当に心配でたまりません

明日の朝には少し落ち着いていますように。