昔から好きで良くランチやデスクディナーなどで利用しているSoup Stock Tokyo
ですが、今月からイタリア特集のメニューが販売されています
「イタリアの大地と食卓から」と銘打って、全部で8種類のスープが出ています。
イタリア特集とあって気になってしまって、ちょっと調べてみました
(これより下の画像・説明については、会社の公式HPからお借りしました)
【エミリア・ロマーニャ州:鶏肉とトマトのカチャトーラ】
エミリア-ロマーニャ州の名産のひとつパルミジャーノチーズは、かつて銀行に
並べられ担保として家や車などの財産と等しい価値を持った存在でした。人々に
とっては、食料であり暮らしの糧だったのです。
そんなパルミジャーノチーズが山の幸を詰め込んだスープに深みを与えています。
【ウンブリア州:レンズ豆とスペルト小麦のスープ】
イタリア全土の中でも唯一海にも国境にも面していないウンブリア州では内陸性
気候で寒暖差が激しく雨も少ない為、おいしいオリーブが育ちます。摘み取って
から12時間以内に瓶詰めしたエキストラヴァージンオイルを使い、フレッシュな
香りを際立たせたスープを作りました。
素朴なレンズ豆とスペルト小麦のスープに、華やかさと輝きを与える「オリーブ
オイルを楽しむためのスープ」と言えるかもしれません。
【ピエモンテ州:ゴルゴンゾーラとニョッキのスープ】
「山の麓」を意味するピエモンテ州は、イタリアでも北に位置する山に囲まれた
地域です。放牧がさかんなため、ミルクやバターを使った料理が特徴のひとつ。
また、湿度の関係で誕生したゴルゴンゾーラチーズは、世界3大ブルーチーズに
数えられています。
じゃが芋のニョッキと共に、特産品を詰め込んだ山のスープです。
【リグーリア州:タコとトロフィエのジェノベーゼスープ】
バジルを沢山使った「ペストジェノベーゼ」は海の幸が豊富に水揚げされる海を
持つリグーリア州で生まれました。世界中に知れ渡ったのも、ここから貿易船が
出航していったからと言われています。ペストジェノベーゼには伝統的なパスタ
「トロフィエ」を合わせるのがお決まり。
海の幸とジェノベーゼの相性を楽しむ潮風を感じるスープです。
【トスカーナ州:野菜と白いんげん豆のリボリータ】
野菜のスープに固くなったパンを入れて煮直した具沢山スープは、「Re(再び)
Bollita(煮る)」リボリータと呼ばれています。限られた食材もおいしく食べて
生きて行くイタリア人の食の知恵を象徴する一品です。
「トスカーナ人は豆食い」と言われるほど習慣となっている豆料理。白いんげん
豆をたっぷり使ったスープです。
【カンパーニャ州:マルゲリータスープ】
トマトの甘さと旨味、太陽の恵みを詰め込んだスープはずばり、「ピッツァマル
ゲリータ」をイメージしました。マルゲリータスープの主役のトマトは、糖度と
酸度が、一定の基準をクリアしたもののみを厳選しているので、一般的なホール
トマトで甘味と酸味と旨味の調整用に使用するクエン酸を使っていません。
だから本来のトマトのおいしさを充分に味わっていただけます。
【カラブリア州:しらすと半熟玉子のペペロンチーニスープ】
カラブリア州が「辛ブリア」と呼ばれる由縁となるのが郷土料理にも多く使われ
ている唐辛子の存在です。コロンブスによって中南米から持ち帰られたと伝わる
唐辛子は、カラブリアの貧しい土地でとても重宝されていました。当時は贅沢品
だった塩の代わりに、唐辛子の辛味で食事をしていたといわれています。
【シチリア島:茄子と黒オリーブのスープ】
南端の島シチリア。北アフリカに近い場所柄アラブやスペインの食文化の影響を
受けています。今回は香辛料(クミン)で風味付けしシチリア風に仕上げました。
歴史的に他民族の侵略を受けることが多く、争いの中で手に入りづらいチーズは
貴重であったため、乾燥してしまったパンをすりおろしてパン粉にしカリカリに
炒ってチーズに見立てて食べていたという言い伝えがあります。
なるほど、たしかに各地域の伝統料理や名産品の特徴をよくとらえたスープたち
ですが、マルゲリータをスープの名前にするのはどうなんだろう…うーん
イタリア人からみるとかなり邪道かもしれませんがそれぞれとても美味しそうな
スープたちなので、近いうちに全種類試してみたいと思っています
ですが、今月からイタリア特集のメニューが販売されています
「イタリアの大地と食卓から」と銘打って、全部で8種類のスープが出ています。
イタリア特集とあって気になってしまって、ちょっと調べてみました
(これより下の画像・説明については、会社の公式HPからお借りしました)
【エミリア・ロマーニャ州:鶏肉とトマトのカチャトーラ】
エミリア-ロマーニャ州の名産のひとつパルミジャーノチーズは、かつて銀行に
並べられ担保として家や車などの財産と等しい価値を持った存在でした。人々に
とっては、食料であり暮らしの糧だったのです。
そんなパルミジャーノチーズが山の幸を詰め込んだスープに深みを与えています。
【ウンブリア州:レンズ豆とスペルト小麦のスープ】
イタリア全土の中でも唯一海にも国境にも面していないウンブリア州では内陸性
気候で寒暖差が激しく雨も少ない為、おいしいオリーブが育ちます。摘み取って
から12時間以内に瓶詰めしたエキストラヴァージンオイルを使い、フレッシュな
香りを際立たせたスープを作りました。
素朴なレンズ豆とスペルト小麦のスープに、華やかさと輝きを与える「オリーブ
オイルを楽しむためのスープ」と言えるかもしれません。
【ピエモンテ州:ゴルゴンゾーラとニョッキのスープ】
「山の麓」を意味するピエモンテ州は、イタリアでも北に位置する山に囲まれた
地域です。放牧がさかんなため、ミルクやバターを使った料理が特徴のひとつ。
また、湿度の関係で誕生したゴルゴンゾーラチーズは、世界3大ブルーチーズに
数えられています。
じゃが芋のニョッキと共に、特産品を詰め込んだ山のスープです。
【リグーリア州:タコとトロフィエのジェノベーゼスープ】
バジルを沢山使った「ペストジェノベーゼ」は海の幸が豊富に水揚げされる海を
持つリグーリア州で生まれました。世界中に知れ渡ったのも、ここから貿易船が
出航していったからと言われています。ペストジェノベーゼには伝統的なパスタ
「トロフィエ」を合わせるのがお決まり。
海の幸とジェノベーゼの相性を楽しむ潮風を感じるスープです。
【トスカーナ州:野菜と白いんげん豆のリボリータ】
野菜のスープに固くなったパンを入れて煮直した具沢山スープは、「Re(再び)
Bollita(煮る)」リボリータと呼ばれています。限られた食材もおいしく食べて
生きて行くイタリア人の食の知恵を象徴する一品です。
「トスカーナ人は豆食い」と言われるほど習慣となっている豆料理。白いんげん
豆をたっぷり使ったスープです。
【カンパーニャ州:マルゲリータスープ】
トマトの甘さと旨味、太陽の恵みを詰め込んだスープはずばり、「ピッツァマル
ゲリータ」をイメージしました。マルゲリータスープの主役のトマトは、糖度と
酸度が、一定の基準をクリアしたもののみを厳選しているので、一般的なホール
トマトで甘味と酸味と旨味の調整用に使用するクエン酸を使っていません。
だから本来のトマトのおいしさを充分に味わっていただけます。
【カラブリア州:しらすと半熟玉子のペペロンチーニスープ】
カラブリア州が「辛ブリア」と呼ばれる由縁となるのが郷土料理にも多く使われ
ている唐辛子の存在です。コロンブスによって中南米から持ち帰られたと伝わる
唐辛子は、カラブリアの貧しい土地でとても重宝されていました。当時は贅沢品
だった塩の代わりに、唐辛子の辛味で食事をしていたといわれています。
【シチリア島:茄子と黒オリーブのスープ】
南端の島シチリア。北アフリカに近い場所柄アラブやスペインの食文化の影響を
受けています。今回は香辛料(クミン)で風味付けしシチリア風に仕上げました。
歴史的に他民族の侵略を受けることが多く、争いの中で手に入りづらいチーズは
貴重であったため、乾燥してしまったパンをすりおろしてパン粉にしカリカリに
炒ってチーズに見立てて食べていたという言い伝えがあります。
なるほど、たしかに各地域の伝統料理や名産品の特徴をよくとらえたスープたち
ですが、マルゲリータをスープの名前にするのはどうなんだろう…うーん
イタリア人からみるとかなり邪道かもしれませんがそれぞれとても美味しそうな
スープたちなので、近いうちに全種類試してみたいと思っています