我が社では女性社員だけを対象にした組織があり、女性社員の健康的な生活や、
仕事と家庭の両立(ワークライフバランス)、ストレスマネジメントなどを目的
とした活動を行っています
定期的に様々な分野から講師を招いてセッションを行っていますが、私は以前、
メイクアップアーティストブランドである「BOBBI BROWN」を招いて行った、
メイクアップレッスンに参加したことがあります。
その組織が、今回は「Wellness & Stress Management Workshop」として全3回に
わたるアーユルヴェーダのセッションを行うことになり、申し込みをしました。
ランチタイムに行われるセッションで、ランチも用意されていますので、仕事や
娘のお迎えの時間に重なることもなく、とっても助かります
今日は日本のアーユルヴェーダの第一人者でもある、とあるアーユルヴェーダ・
スクール代表の方がお越しくださり、アーユルヴェーダとは何か、ということを
お話しくださいました
この方は20年前からインド人医師に師事し、日本で正しいアーユルヴェーダを
広めるための活動をしていらっしゃいます
ランチタイムの1時間で行われるセッションのため、お話を聞きながら食べられる
ようにと、サンドイッチ・サラダ・クッキーが用意されていました。メモを取り
ながらになるので、こういう手軽なものが嬉しいですね
第1回となる今日は「自分の体質を知ること」についてのお話でした。
日本ではシロダーラと呼ばれる額に温めたオイルを流す行為やオイルを使っての
マッサージがアーユルヴェーダだと思われがちですが、それはアーユルヴェーダ
における治療のごく一部
そもそも「アーユルヴェーダ」とはインドの伝統医療を指し、世界最古の医学と
言われ、中国医学やユナニ医学にまで影響を与えたと考えられているものです。
またWHOにもその有用性を認められており予防医学・ライフスタイルとして注目
されています
アーユルヴェーダには治療と予防医学の2つの側面があります。人間の体は本来、
体・心・感覚器官・魂(意識やエネルギー)から成り立っていると考え、それら
全てのバランスが取れている状態を「健康」、いずれかのバランスが崩れている
状態を「病気」とアーユルヴェーダでは定義づけます。
これら4つのどこかのバランスが崩れた場合は、そのバランスを元に戻してあげる
ことができれば、自己治癒力(ホメオスタシス)が働き始め、病気や不調が改善
するのだそうです
このバランスを元に戻すために、まず自分の本来あるべき状態というものを知る
(体の中にある生体エネルギーを知る)必要があります。
アーユルヴェーダはヴァータ・ピッタ・カファという、体内に本来備わっている
エネルギーのバランスが取れていることが大事だと考えます。このエネルギーは
ドーシャと呼ばれ、これが個人の体質を決めるもの。
ヴァータ・ピッタ・カファは、それぞれサンスクリット語で空気や空(くう)・
火・水や地を表す言葉です。全ての人がこのそれぞれの要素を持っていますが、
それぞれの割合は人によって違います。これが体質を左右するのです。
ではその割合はどのようにして決まるのかというと、遺伝や、母親の胎内にいる
あいだに母親が食べたもの・精神状態・過ごし方などに影響を受けるそうです。
生まれた時の状態が一番健康な状態で、成長するにつれて、食べ物・ストレス・
生活習慣などでそのバランスが崩れていき、不調に繋がるのだとか
それぞれの要素の特徴を簡単にまとめると、このような感じになります。
ヴァータ:空(くう)、空気
質=乾燥している、粗い、冷たい、微細、軽い、動く
起きやすい病気=神経系の疾患、関節や体の痛み、循環の悪化、頭痛、まひ
ピッタ:火
質=熱い、すっぱい、鋭い、油性、激しい
起きやすい病気=皮膚疾患、胃酸過多、灼熱感、潰瘍、炎症、感染症、脱毛
カファ:水、地
質=重い、安定、冷たい、粘性、密度が高い
起きやすい病気=消化不良、倦怠感、吐き気、喘息、体内チャンネルの閉塞
ヴァータ質が強い人は、空気は物を運ぶ役割をするので、頭の中はいつも色々な
ことを考えていて興奮しているので眠りが浅い傾向にあるそうです。また空気は
冷たく乾燥しているので、手足の冷えや腸の乾燥による便秘などが起き易い
ピッタ質が強い人は、火は燃えるので、消化がよくてお腹が空きやすかったり、
激しく怒りやすかったり、胃潰瘍などの炎症系の病気になりやすいそうですよ。
また、毛穴にも炎症を起こすので若年性の脱毛なども多いそうです
カファ質の強い人は、水や大地は重いものなので、心も重く沈みやすかったり、
体がむくんで重くなりがち、手足が冷えやすい、体に気がめぐりづらい、などの
特徴があるそうです。胸から上の不調が起きやすいのだとか
人間の体や心を構成するうちの約30の項目を使って、それぞれのドーシャごとに
特徴を書き出したチェックシートが用意されていました。それぞれ項目で自分に
当てはまる特徴を選んでいき、自分の体質を判断するためのものです。
私はカファ(水・地)の特徴に当てはまる項目が一番多く18個、ピッタ(火)の
特徴に当てはまる項目が8個、ヴァータ(空気・空)の特徴に当てはまる項目が
6個という結果になりました。私はカファ体質のようです
詳しく言えば生まれながらの体質や今の状態など、色々と分析するべきところが
あるのだそうですが、今回は1時間×3回のセッションの中で大まかなことを学んで
もらえれば、ということで、簡単にご説明頂きました
これで自分の体質が分かったところで、次回は、どのようにしてバランスを取り
戻して行けば良いかということを学んでいきます
ランチタイムのたった1時間でしたが、とても楽しくてためになるセッションで、
次回が楽しみになりました
仕事と家庭の両立(ワークライフバランス)、ストレスマネジメントなどを目的
とした活動を行っています
定期的に様々な分野から講師を招いてセッションを行っていますが、私は以前、
メイクアップアーティストブランドである「BOBBI BROWN」を招いて行った、
メイクアップレッスンに参加したことがあります。
その組織が、今回は「Wellness & Stress Management Workshop」として全3回に
わたるアーユルヴェーダのセッションを行うことになり、申し込みをしました。
ランチタイムに行われるセッションで、ランチも用意されていますので、仕事や
娘のお迎えの時間に重なることもなく、とっても助かります
今日は日本のアーユルヴェーダの第一人者でもある、とあるアーユルヴェーダ・
スクール代表の方がお越しくださり、アーユルヴェーダとは何か、ということを
お話しくださいました
この方は20年前からインド人医師に師事し、日本で正しいアーユルヴェーダを
広めるための活動をしていらっしゃいます
ランチタイムの1時間で行われるセッションのため、お話を聞きながら食べられる
ようにと、サンドイッチ・サラダ・クッキーが用意されていました。メモを取り
ながらになるので、こういう手軽なものが嬉しいですね
第1回となる今日は「自分の体質を知ること」についてのお話でした。
日本ではシロダーラと呼ばれる額に温めたオイルを流す行為やオイルを使っての
マッサージがアーユルヴェーダだと思われがちですが、それはアーユルヴェーダ
における治療のごく一部
そもそも「アーユルヴェーダ」とはインドの伝統医療を指し、世界最古の医学と
言われ、中国医学やユナニ医学にまで影響を与えたと考えられているものです。
またWHOにもその有用性を認められており予防医学・ライフスタイルとして注目
されています
アーユルヴェーダには治療と予防医学の2つの側面があります。人間の体は本来、
体・心・感覚器官・魂(意識やエネルギー)から成り立っていると考え、それら
全てのバランスが取れている状態を「健康」、いずれかのバランスが崩れている
状態を「病気」とアーユルヴェーダでは定義づけます。
これら4つのどこかのバランスが崩れた場合は、そのバランスを元に戻してあげる
ことができれば、自己治癒力(ホメオスタシス)が働き始め、病気や不調が改善
するのだそうです
このバランスを元に戻すために、まず自分の本来あるべき状態というものを知る
(体の中にある生体エネルギーを知る)必要があります。
アーユルヴェーダはヴァータ・ピッタ・カファという、体内に本来備わっている
エネルギーのバランスが取れていることが大事だと考えます。このエネルギーは
ドーシャと呼ばれ、これが個人の体質を決めるもの。
ヴァータ・ピッタ・カファは、それぞれサンスクリット語で空気や空(くう)・
火・水や地を表す言葉です。全ての人がこのそれぞれの要素を持っていますが、
それぞれの割合は人によって違います。これが体質を左右するのです。
ではその割合はどのようにして決まるのかというと、遺伝や、母親の胎内にいる
あいだに母親が食べたもの・精神状態・過ごし方などに影響を受けるそうです。
生まれた時の状態が一番健康な状態で、成長するにつれて、食べ物・ストレス・
生活習慣などでそのバランスが崩れていき、不調に繋がるのだとか
それぞれの要素の特徴を簡単にまとめると、このような感じになります。
ヴァータ:空(くう)、空気
質=乾燥している、粗い、冷たい、微細、軽い、動く
起きやすい病気=神経系の疾患、関節や体の痛み、循環の悪化、頭痛、まひ
ピッタ:火
質=熱い、すっぱい、鋭い、油性、激しい
起きやすい病気=皮膚疾患、胃酸過多、灼熱感、潰瘍、炎症、感染症、脱毛
カファ:水、地
質=重い、安定、冷たい、粘性、密度が高い
起きやすい病気=消化不良、倦怠感、吐き気、喘息、体内チャンネルの閉塞
ヴァータ質が強い人は、空気は物を運ぶ役割をするので、頭の中はいつも色々な
ことを考えていて興奮しているので眠りが浅い傾向にあるそうです。また空気は
冷たく乾燥しているので、手足の冷えや腸の乾燥による便秘などが起き易い
ピッタ質が強い人は、火は燃えるので、消化がよくてお腹が空きやすかったり、
激しく怒りやすかったり、胃潰瘍などの炎症系の病気になりやすいそうですよ。
また、毛穴にも炎症を起こすので若年性の脱毛なども多いそうです
カファ質の強い人は、水や大地は重いものなので、心も重く沈みやすかったり、
体がむくんで重くなりがち、手足が冷えやすい、体に気がめぐりづらい、などの
特徴があるそうです。胸から上の不調が起きやすいのだとか
人間の体や心を構成するうちの約30の項目を使って、それぞれのドーシャごとに
特徴を書き出したチェックシートが用意されていました。それぞれ項目で自分に
当てはまる特徴を選んでいき、自分の体質を判断するためのものです。
私はカファ(水・地)の特徴に当てはまる項目が一番多く18個、ピッタ(火)の
特徴に当てはまる項目が8個、ヴァータ(空気・空)の特徴に当てはまる項目が
6個という結果になりました。私はカファ体質のようです
詳しく言えば生まれながらの体質や今の状態など、色々と分析するべきところが
あるのだそうですが、今回は1時間×3回のセッションの中で大まかなことを学んで
もらえれば、ということで、簡単にご説明頂きました
これで自分の体質が分かったところで、次回は、どのようにしてバランスを取り
戻して行けば良いかということを学んでいきます
ランチタイムのたった1時間でしたが、とても楽しくてためになるセッションで、
次回が楽しみになりました