マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

奈良の氷室神社

2007-04-01 23:32:18 | 手作りパン
 入り口付近にあります。

樹齢何年だろう?外国からの旅行客も沢山。皆さん、写真を撮られていました。

 「お姉さん達、綺麗だから写真撮らせて」と作務衣をきたヘンな外人さんが、近づいて来て。
 着物姿の友人と並んで写真をパチリ。

「どうも、相手が外人さんだと気が緩んで。これが日本人相手なら警戒するのにねぇ」とお友達。

 まったく、まったく。

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菊乃さん、 氷室神社の桜下で舞う。

2007-04-01 13:29:04 | 手作りパン
奈良の氷室神社で、元林院芸妓菊乃さんの舞奉納がありました。

「鶴亀」「鐘の岬」と新作「花桜」

「鶴亀」はその名の通り。とてもおめでたい出し物のようで、菊乃さんのお衣装も留袖のような格調高いものでした。
 
 「鐘の岬」ではお着物もがらりと雰囲気を変えます。氷室神社の門前にあるしだれ桜の花びらまいおちる中、この世のものとも思えぬ可憐な美しさにうっとり。
 黒地に大胆な花柄を施したお着物から、舞うたびに見え隠れする緋色の襦袢。

 しなやかな動きの中に、はっとする艶やかさ。

 新作の「花桜」は、この日の菊乃さんの為に用意されたもの。琴奏者の澤千左子さん作曲です。よく耳にする現代的な「さくら」の曲に、古典的なメロディを織り込んで。

 その曲に合わせ踊る菊乃さん、望月太明蔵先生の胸に染み入るような小鼓。

 日本人に生まれ、また奈良に住んでいる幸せを改めて感じた一日でした。

舞の最後で菊乃さんのご挨拶がありました。20年間の長きに渡り、菊乃さんに日舞の手ほどきをされた花柳の師匠さんが、会の前日に他界されたという事を話されました。
 悲しみをこらえ、追善供養の為に舞われていたそうです。「鐘の岬」ではその花柳師匠のお衣装を着られていたそう。
 その心中は、いかばかりだったかとお察しします。

 菊乃さんは、6月に「つるや」さんを改装して「御茶屋バー」をなさいます。
古典芸能の継承に、新しい試みにと挑戦される菊乃さん。
 皆さんも是非行応援してあげて下さいねっ。

 素顔の彼女は、大きな丸い瞳が魅力的。
とても可愛らしい方です。


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