マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

爽やかな連休

2012-05-06 00:33:30 | 手作りパン

 連休は、子供達の居る東京へ行った。

と言っても、正確には息子の済む神奈川県に宿泊した。

 都内に住む娘も、この日は息子のマンションに合流。

彼女も2日間もお泊まりして、久しぶりに4人家族が顔を合わせた。

「連休に、そっちへ行きたいんやけど・・・どう?」と子供達にに聞くと。

「何でくんの?こやんでええ・・・・。あの人(夫)、何しにくんの?」と冷たい返信。

それを告げたら夫は。

「何でや・・・・・」と、がっくり首をうなだれた。

「来なくていいから、その分しっかりお金貯めてってさ。」

「・・・・・・」

 夫があんまり寂しそうなので。

「ねえ~。パパ、がっくりきてるから・・・。頼むから行かせて。すぐに連れて帰るから」とお願いする。

何で、私がお願いせんとあかんねん!とは思うが。

父親ってほんと損な役回りやね~。

 まぁ、私も勉強会の為、度々上京するので。子供達にとって、親の上京は迷惑極まりないのだとも思う。

「あのね、子供達もそれぞれ予定があるやろうからね。猫ちゃん達も心配やし、はよ帰るからね

「分かった

夫の気分を損ねないように納得させ。

3日の夕方に息子宅に到着して、5日の午前中には息子宅を出るように新幹線の

切符も手配する。

前日は、お米5キロと苺ジャム2瓶。ワインを2本に美味しいポンズ2本をキャリーケースに詰め込んだ。

 出発当日は、西大寺のデパ地下で焼き肉とステーキ肉も買いこみ。

そうそう、息子には蓬莱の豚まんとシュウマイも買った。

 もう、買いだし部隊のような有様だ。

夫はややこしいので、その間西大寺のホームで待たせておいたが。

待ちきれないのか「25分の特急の券、買っとくか?」とメールが。

 連休で肉屋は長蛇の列だと言うに、ほんまにややこしいな!

「並んでます。肉屋」と、さっきメール送ったやないの!

「無理

25分発車って、後4分しかないやないの

 慌てて駅のホームに走って行くと。

「ここで待ってるんやよ!動いたらあかん」と言い聞かせておいたのに、

夫は・・・いない

もしや、25分に乗ったのか!と、ホームをキリンのように首を長くして見渡すと。

後ろから夫が、これまた大荷物で駆けてきた。

聞けば、椅子に腰かけていた夫に気付かず。私は夫の前を、脱兎のごとく走りぬけて行ったらしい。

なるほど・・・・。

 25分は乗り逃がしたが。次の列車までの待ち時間に、「コーヒー買ってくるからね。今度こそ動いたらあかん

と言い残し。

 再び階段を駆け上がり、コーヒーを買いに行った。

無事に京都行きの特急にのって、やっと一息つく。

夫は手渡されたブラッドオレンジの容器を手にし。

「これ、なんなん?」と聞いた。

「言うても分からんと思う・・・」もう、まともに答えるのも嫌・・・・。

何回も、飲んでいるはずなのに・・・・。

「・・・・・変わったんな・・・・

変わってない!あなたが覚えてないだけやっ!

 夫は、満足そうにジュースを飲み干した。

 

あいにく関東地方は、どしゃぶりの雨だったが。

 翌日は、ご覧の様に徐々に晴れて。

窓から多摩川の景観が綺麗だ。

 子供達にいじられながらも、夫はニコニコと嬉しそうだ。

「何でくんのよ」と言いながらも、子供達は結局は3日間お付き合いしてくれた。

 2日目は、お寿司を食べに行ったり。息子の洋服を買いに行ったり。

夫の財布はドンドン軽くなっていったが、それはそれは嬉しそうだった。

 帰りの新幹線で。列車は品川駅から新横浜駅の間に、息子のマンションを横切る。

列車の空席を探して窓際に移動、何度も息子のマンションをなごり惜しそうに見上げる夫。 

 本当に、この人は子供達が好きなんだな~と思う。

でもね、子供達はね、他にも楽しみがた~くさんあんのよ。この大都会でね。

それを、理解してあげよ~ね。

 これからの楽しみはね、自分で探しましょ~ね

 

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コメント
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