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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

ラリー・ウィリアムズの08年相場予測

2008-01-27 08:47:15 | 株に出会う
昨日のパンローリングの感謝祭で、オーストラリアからの生中継でラリー・ウィリアムズが今年の相場予測(ロードマップ)を、得意の循環理論で披露しておりました。

いわゆる変化日としては、昨年も結構あてておりますので、あながち無視もできないようです。彼はかなり複雑なコンピューターモデルをぶん回している筈です。

ちなみに、筆者は「究極のオシレーター」を主なツールとしておりますが、これはラリー・ウィリアムズの本を読んで思い立ったものです。その意味では筆者の師匠でもあります。

★今年は1978年の相場パターンとよく似ているそうです。

 1月25日に底値を確認後の反転から、3月末に再度底を打ち、その後は、夏場に調整を挟みながらも、大統領選挙の帰趨が分かりかける9月にまでに高値をつけ、大統領選挙の後は反落し、年末に戻す。といったパターンです。(1月25日はまずまず当たっております。これを昨年に予測していたことに注目。)

★13週前と現時点での週足をクローズしての変化率のトレンドからは、14%ダウンのレベルを少し抜けば、これは歴史的な安値圏といえるとのこと。現在は、まだ14%を突き抜けてはおりません。もう少し下値があるようです。

★日経平均の変化日は、4月11日、6月20日、そして9月26日です。

★ドル・インデックスについては、日本のゴールデンウィークあたりにドルインデックスの底を打ち(円高が最高潮に達する)、その後上昇し6月13日に何かが起こるとのこと。(ドルが反転し始めるということだと解釈しました。)

★最後に筆者も大いに興味があるゴールドの動きですが、2月1日に向けて上昇し、2月18日に調整の底をつけ、3月11日に再度上昇し、4月4日に高値をマークし、5月26日にかけて調整下落し、6月6日に上昇に転じて7月4日に高値をマークする、といったものでした。

どうも3月末頃に何かありそうですが、そこから先はゴールデンウィークで為替の潮目も変わり、その後は大統領選挙まで夏場の調整を挟みながらも戻していく、といったイメージかと思います。

注:日付はロードマップを算定するシステムから出されてものであるため、ピンポイントで明示はしておりますが、彼は預言者ではありませんので、その日近辺で何かが起こる程度に捉えて下さい。
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明日のモニタリング銘柄(1.28.08)

2008-01-27 08:14:29 | 明日のモニタリング銘柄
まず金曜日までの市場トレンドを見ておきます。

①から③に件数が移動するに従い、相場環境の改善を示唆しております。④は中立。

①OSCが前日同値以下&終値が前日安値と同値かそれ以下で終了
②OSCがコンバージェンス&前日比マイナス引け
③OSCが前日以上&プラス引け
④いずれにも該当せず

1月11日---①133件 ②19件 ③9件  ④43件
1月15日---①155件 ②11件 ③8件  ④30件
1月16日---①97件  ②58件 ③21件 ④28件
1月17日---①5件   ②12件 ③171件④16件
1月18日---①4件   ②15件 ③154件④31件
1月21日---①26件  ②4件  ③6件  ④167件
1月22日---①179件 ②17件 ③5件  ④2件
1月23日---①12件  ②10件 ③143件④37件
1月24日---①5件   ②17件 ③169件④12件
1月25日---①5件   ②6件  ③181件④12件

ご覧のように③が89%も占めております。これでまだ上昇するようだと過熱状態に突入するところでしたが、神の摂理が働いたのか、この時ならぬ寒波の到来に歩調を合わせたのか、月曜日は少なくとも最初は、この熱気が冷やされるようです。

そこで明日のモニタリング銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.2170リンクアンドモチベーション
 金曜日はおしなべて直近IPOは置いてきぼり。その中ではこの株に復活の兆しあり。

2.9433KDDI
 今OSCが39%(+1%)と低位なのはこれくらい。明日の押し目の692Kあたりが買い場か。

3.9020東日本旅客鉄道
 これも市場とは逆の偏屈な動きをする株です。金曜日に上げ損なっている分、明日の押し目からの反発期待。

4.6666リバーエレテック
 長らく押されていた優良銘柄の一角。ここからの700円割れはないかと。出来高細いMM銘柄ですが、750円辺りまで来たら拾っておいても、中期で見れば1000円回復はありとは思いますが。

5.4548生化学工業
 出来高少ない地味系ですが、1020円あたりまで押されての買い。少し気長に見てやらないといけないようですが、段々と出来高も戻しておりますので、ここらで一気に行って欲しいもの。

6.8868アーバンコーポレイション
 不動産全体が再度やられるようだとこの株も沈没しますが、乖離幅がまだ32円ほどありますので、ほどほどに押されてからの反発はあるかも知れません。いずれにしてもこのセクターは弱気相場なので注意。

7.8934サンフロンティア不動産
 もう1つ不動産から。110K台が岩盤のようになっているようです。まあ300Kを越えていた株ですから、そうそう堕落する訳にもいかないのでしょう。信用倍率もまだ3倍あり整理がついていないのかも知れません。しかし、相場の綾とやらで、ここは一発押し目からの反転があるやも知れません。一応モニタリング。

8.3774インターネットイニシアティブ
 これも不思議な株です。気が付けばそ~っと戻しております。業態は新興銘柄のようでもあり、所属はエスタブリッシュメントが揃う1部市場だし、といったこの株を取りまく複雑な要素がなせる技かと。チョイと玄人筋が好む銘柄でもあるのでしょう。

9.4757インテリジェンス
 明日は変則相場と見ます。すると金曜日に押されていた銘柄にチャンスがあるかも知れません。そこでこの筋金入りの偏屈株の登場です。この株、値動きが全く予想がつきません。しかしOSCが64%まで上昇してコンバージェンスしていることだけは確かです。OSC値はヒートアップしているのに、株価は一向に浮上しませんが、ある日意表を突いて売り方の買い戻しが入ったりします。インテリぶった素人には値動きの予測は全く困難ですので、「エンタの神様」の最近の人気者、「フランチェン」にでも、売買を依頼すると良いでしょう。多分彼は、例のハスキーな声で、「え~よ!」と快く引き受けるでしょう。

以上です。明日は全般的には調整日でしょうね。

しかし、ここまでの上げの余韻がまだ残っておりますので、少し懐が暖かくなった方々の「散財買い」にでも期待するのが良いかも知れません。そのための仕掛けは、海の底のできるだけ深いところに置いておくのが良いでしょう。あまり海面に近いと、まだ獲物を探している欲深い方々を満載した釣りボートから垂れた多数の釣り糸に、逆に引っぱり上げられるリスクがあります。呉々も「安っぽい撒き餌」に惑わされないようにお気を付け下さい。
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市況概況(1.25.08)

2008-01-26 07:26:32 | 株に出会う
金曜日の市況概況です。

・日経先物:OSC:39%(+9%)
・日経平均:OSC49%(+11%)
・マザーズ指数:OSC51%(+8%)
・ヘラクレス指数:OSC54%(+9%)
・日本国債先物:OSC27%(-15%)
・ドル円:106.8円(32銭円高)
・NYダウ:171ドル安 OSC50%(-1%)
・シカゴCME:13470円(大証比-220円)

日本市場は、金曜日はチョイと調子に乗りすぎたようですね。NYダウが木曜日時点で上げギリギリの線まできておりましたので、今日は上に行くか下に行くかの分岐点でした。残念ながらOSCも少し低下。

本来先物のOSCがまだ39%ということは、もう一段、二段の上げが見込まれるのがこれまでですが、今回の相場はいささか趣を異にするようです。

その兆候がNY市場だけでなく、日本の債券市場でのOSC面での急変調?です。

いきなり国債先物がOSCを27%にまで落としてきましたか。実はこの低さは2007年1月10日の24%に次ぐものなのです。最近は落ちても30%台でした。

NYダウは前日安値を上回って終わることもできず、再度下降線を辿る気配濃厚。

ドル・円も節目の107.6(終値ベース)を回復することが出来ず、逆に106.6円のドル売りシグナルが点滅しそうな気配です。

なぜ、このところ少し円安になっていたのか?

それは、まだ利益の出ている日本株やら、先物のノックイン価格を破って大儲けをした外人勢が、それで得た円をドルに換えて本国に送金していたため、と見られます。

こんなことわざわざ言う必要はありませんが、月曜日以降の日本市場も注意が必要かと。NYダウが一度は節目を奪還しても2-3度往復するうちに再度12000ドルから転落し、そして11000ドルへと段々に近づいて行くのではないかと見ております。
その11000ドルになれば、株を沢山持っているアメリカ人も含み益がなくなると言われております。そうなると益々消費減退ということになりそうです。

今日はこれから年に一回のパンローリングのファン感謝祭に出かけてきます。何か収穫でもあればまたこのブログにて。。。
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環境は良いが上値警戒感濃厚

2008-01-25 11:10:52 | 株に出会う
今日は、シカゴCMEよりも先物が高く始まり、その後円安の進行やらもあり引けにかけて13500円を窺うところまで来ておりますが、さすがに400円高ともなり週末を控えているためか、先物が幾ら上を目指しても皆さん付いていきません。

それでもズルズルとじり高になるのを見てじわりと上げてはおりますが、既にかなり戻している銘柄には買いが続かず。

先物のOSCは+7%の37%、日経平均は+9%の47%、マザーズ指数は+7%の50%、ヘラクレス指数も+7%の52%となっております。

新興市場は活況ではなく、前場に2167ウェブマネーの上値追いで失敗。よく見ていないで慌てて買う悪い癖がまた出ました。一方、新興市場では逆行しやすい、FX兄弟の8732マネパと8728M2Jは堅調。昨日は死んだふりをしていた2413M3も早々と高値に到達。といった具合で、どの銘柄に焦点を当てるかで、戦績が大いに違ってくるようです。それだけ流入するマネーの量が少なく、特定の銘柄に集中していることを示しておりますね。

為替は朝から更に円安の方向に振れ、国債先物は前日比-66銭となっており、相場環境としては決して悪くはありません。

高く昇りすぎたということですが、節目の13500円をぶち抜くような値動きが、もし後場に見られれば、これは待機していた資金がどっと流入する可能性もありそうです。為替や債券相場がそのまま大人しくしていることが条件ですが。

持ち越しは指数値面で過去最低値をマークしている3859シナジーマーケティングを422Kで仕込んだ玉のみ。
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もし、バーナンキにこうした知見があれば

2008-01-24 23:15:00 | 株に出会う
今更、昨年10月に書いた自分のブログを引き合いに出すのも、いささか気が引けますが、生命の動的平衡システムに関する知見が、もしバーナンキの知性の一部にでも組み込まれていたら、今の世界の金融の混乱の本質について、もう少し早く気づいて何らかの対処が初動で出来ていたのかも知れません。

要するに、サブプライム証券化商品は、紛い物(まがいもの)だったということです。

詳しくはドミナント・ネガティブ現象についてのブログ参照。

それで、解決策はですって?

時間が後戻り出来ないところまで来ている以上、行き着くところまで行き着く以外にはないでしょう。
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