菊花展が始まった。
10月30日は、花の美術館行き。
初日だった。
8、9分咲きとおぼしき花もあった。
11月1日は、終日。
の日は、林から森へ!!
まずは、I公園丘陵の「根上がりの松」。
幹が太く、背高く伸びている。
根もとから放射状に延びた根が、がっちりと地面を食わえている。
砂地に生えた巨木、強風などで倒れるのを防いでいるようだ。
張り巡らした根の形は様々。
自らを守る自然の摂理、不思議に感動した。
その足で、市民の森に行った。
鬱蒼とした森の紅葉は未だこれから。
12月の初め、養老渓谷の紅葉と同じころに色づく。
何年か前、千葉県の「ヒメコマツ回復計画」に賛同し、いただいた苗を森に移植。
育てていたヒメコマツ(五葉松)が大きく成長した。
千葉県のヒメコマツは山中にたくさん生えていたが、近年大量に枯死して絶滅の危機に瀕していた。
水辺の木の橋でカメラを向けている方がいた。
「虫を撮っているんです」
「エサキモンキツノカメムシという珍しい名前の虫なんです。背中にハートマークがあるんです」
と教えてくれた。
私も撮ってみたが、小さいので、手持ちのレンズでは鮮明なクローズアップ写真が撮れなかった。
しかし、なんでハートマークなんだろう?
帰路は、再びI公園の松林を抜けた。
11月2日は、日昼の用事があったので、朝方ちょっと花の美術館へ。
菊花展の菊の花は全開!、ちょうど見ごろだった。