■ 1月に開催された著者の講演会で知ったタイトルの著書、
近くの図書館に購入依頼をして、入ったとの連絡があったので他の3冊と一緒に借りてきました。
講演会で知ったスロージョグのポイントに、著書の内容から補足してまとめますと、
○ スロージョギングのコツ(60歳からでも始められるスロージョギング)
① 走るペース:
・走る距離やスピードより、大切なのは「笑顔が保てるニコニコペース」
・主観的運動強度に基づくペース管理、笑顔が保てるペース
・鼻歌が歌える、おしゃべりができる
・速く走る必要はない
→ ニコニコペースの内容:
ア. スピードを上げると、乳酸が多く溜まる。
イ. 乳酸を溜めながらも、一定時間走れる。
ウ. 疲れたら休みをとりながら繰り返せばかなり長く走れる
② 背筋は伸ばし、あごを上げて:
・あごを引くのではなく、あごを上げて走る
・胸郭が開き、腹筋を使えるようになるので呼吸が楽になりますし、
・背筋が伸び足を引き上げやすくなるので動きやすく、ケガもしにくくなる
③ 着地:
・足の指の付け根あたりで着地 (かかとに衝撃がかからない)
・歩幅は自然と小さく。あまり前に足を出さずに、自分の真下に足をつく
・かかとが地面についたときの反動を使って、前に弾むようなイメージで足を
前に出す(足を後ろに蹴り出さない)
④足の向き:
・2本のレールの上を走るイメージで(関節の負担が減る、歩幅は狭く)
・疲れにくいうえ、足腰を痛めにくく、骨格や姿勢を正しく保ったまま走れる
⑤ 呼吸:
・口を開けて、呼吸は自然のままに
・息が乱れたらペースを落とす
⑥ 腕ふり:
・気にしない
⑦ 走り終わったらストレッチ:
・全身の緊張を解きほぐし、ストレスを解消し、全身の血行を良くして副交感
神経の働きを活発にしたり、頭をすっきりさせる効果もある
・準備運動はほとんど必要としない
⑧ 運動量:
・時間で管理:決して無理せず、まず15分から。
・「1分走る+1分歩く」を繰り返してもOK
・1日30分、週3日でも効果あり。理想は、週180分(日に30~60分)
⑨ 雨の日は、スローステップ運動も大きな効果 (膝痛が治る)
以上の 9項目でしょうか。
すっかり、スロージョギングのファンになってしまった。
スロージョギングだったら、70歳、80歳代まで、安全に健康的に楽しめそうです!
参考文献:田中宏暁先生の著書 「スロージョギングで人生が変わる」(2011.12 廣済堂出版)←ランナー&ランナー以外の方にもお勧めの本です。
雨のコース&夜のコース 20k
当月累計 R=61k S=0k 年間累計 R=61k S=0m