南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

フォークスプリングを交換 その2

2006年07月14日 18時02分32秒 | CB1300SF整備編
前回まででスプリングが出てきましたがまだ取ったりしません。
今回はスプリングの交換だけですのでフォークオイルはそのまま使用します。
したがってスプリングに付いたフォークオイルが落ちるまで写真のように油切りをしました。
オイルシールとダストシール、フォークオイルは買ってありますので近いうちにフォークのオーバーホールをするつもりです。
そこまでバラすとステムベアリングのオーバーホールもしたくなりますね。
CBは車重があるのでステムベアリングを交換するだけでフロントの動きが軽くなるみたいですから。



これが今回交換するホワイトパワーのスプリングです。
実は1年以上前に買ってあったんですが、フォークのオーバーホールのついででいいと思い、放置してありました。
価格は確か8000円くらいでした。
スプリングのバネレートなどの詳細は分かりません。



上がノーマル、下がWPのバネです。両方とも左側が上向きになります。
試しにこの2本のバネを手で縮めてみましたがイマイチ違いが分かりませんでした。



バネを入れようとしたところ、カートリッジフォークが下に沈んでしまっていたのであわてて引っ張り上げました。
そう言えば説明書に針金でフォークを吊ってある写真がありましたがそんな事はコロッと忘れてましたね。
柄の長いラジペンが無かったら完全にアウトでしたよ。



引っ張り上げ終わった写真です。
ここにスプリングを入れて、リングワッシャー、カラー、もういっちょリングワッシャー、C型のワッシャーの順番に入れてからキャップをカートリッジウォークに付けます。



いよいよキャップを締めます。が、スプリングの反力で締まってくれません。
写真では一人で締めようとしていますが、それは無理な話なのでこの後2人がかりで締めました。
2人でもやっとでしたね。

締め終わったらハンドルを付けてトップブリッジを閉めて終了です。
ゆっくりやっても2本でせいぜい1時間でしょう。簡単でした。

スプリング交換してからまだ試乗してませんが、体重でフォークを縮めた感じでは、ノーマルより若干硬くなったような気がしました。
そのうち試乗をかねてどこかに行きますので、その時にレポートしますね。
お楽しみに!



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