南信州のりもの倶楽部♪

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マサ、林道に散る 復活編 その3

2006年12月12日 20時54分49秒 | KLX250 レストア、整備編
昨日から体調が悪かったのですがどうやら本格的に風邪をひいてしまったみたいです。
僕は平熱が37度近くあるため、ここ数年風邪ひいた事なかったのですが、今年は何か違うんでしょうかね。
まぁ歳も30歳を越え、免疫力も多少落ちているとは思いますが、
普通に生活してて風邪引くなんて、自己管理が知らずに甘くなっているのかもしれません。
皆さんも体調には十分注意して冬を乗り切って下さいね。


で、本題に戻りますが今回もフロント周りの分解です。
前回に引き続きお楽しみ下さい。

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前回はホイールを外した所まででしたが、今回はフォークガードとブレーキを外します。
フォークガードは転倒のダメージはなかったのでそのまま再利用しました。
ブレーキはローターが心配でしたがどこも歪んでおらず、どこも引きずりも無かったのでコレも再利用。

このバイクのブレーキホースは途中からスチール管に変わっているのでぶら下げておくとホースに負担がかかります。
写真では一時的にスタンドの上に置いてありますが、この後シートの上に置くようにしました。
この方がホースに負担もかからず、安定していて落ちる事は無かったですよ。







これはスピードメーターのセンサーです。
この部品、全て磁石で出来ていてアクスルシャフトが曲がってしまうような激しい事故をすると、
ギアの突起の部分が欠けてしまい回転しなくなるので
スピードが表示されなくなります。(レストアで経験済み)

今回はシャフトは曲がらなかったのでこの部品は無傷でした。
こんな部品でも買うと結構高いんですよ。
さすが男カワサキ。

全部磁石で出来ていると言う事はとっても破損しやすいので
ホイールを組む時は細心の注意が必要です。
突起がかみ合わないまま組もうとすると、とっても簡単に欠けてしまうので、
同車種に乗っている方は注意して下さいね。








トップブリッジとステムのボルトを緩め、いよいよフォークを抜き取ります。
が、レストアの時もそうでしたが、トップブリッジとステムが曲がっていてしまい
フォークをねじっているような力が働いているため
かなり強く回しながら下に引っ張らないと抜けないんですよ。
ここも前回経験済みなのでフォークに軽く傷が入ろうとおかまいなしに抜き取ります。

話は変わりますが、トップのエクストリームライダーはこのままの状態で
ずっとウィリーしながら乗れてしまいますが僕にはそんなマネ出来ませんな。





完璧に順番が逆ですが、フォークを抜いた後メーターユニットとスピードセンサーを外しました。
ここではハンドルバーも外してありますが、この後ハンドルブレースをチェーンブロックで吊っておきました。
こうしておくと後の作業の邪魔になりませんし、ハンドルを外す必要もなくなります。

転倒した時からハンドルの曲がりは気にしていたのですが、どうやら曲がってはいない様子。
レンサルのアルミハンドルなので「絶対曲がってしまってる!」と思い込んでいたんですが、
再利用出来ると分かって一安心です。



本日も体調不良のためここら辺で終わりにします。
次回はいよいよトップブリッジとステムを外します。
どうぞお楽しみに




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コメント (4)
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