南信州のりもの倶楽部♪

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マサ、林道に散る 復活編 その10

2006年12月20日 20時38分29秒 | KLX250 レストア、整備編
昨日予想していた通り、今日は忙しかった…
昼休みなんかちょっとしか取れないし、ホントに1日動きっぱなしでした。
この1日で2日分は働いたかもしれないので、かなりお疲れ。
いつものように短く書いて終わりにしますよ。

今回はフロントホイールが付けれるくらいまで紹介します。
どうぞご覧下さい。

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前回はすっ飛ばしてしまいましたトップブリッジとステムのクランプボルトを締め付けます。
冒頭の写真はトップブリッジのクランプボルトで、写真のようにブレーキラインガイドと共締めします。

ちなみにトップブリッジのクランプボルトの締め付けトルクは20Nm(2.0kgf・m)で、
ステム側は23Nm(2.3kgf・m)になります。
ここのトルクはしっかり守らないとフォークの作動が悪くなったりするので
必ずトルクレンチを使って締めましょう。

どこかで聞いた話なのですが、クランプボルトには締める順序があるみたいで、
順序とトルクをしっかり守って組み立てると、新車でもフォークの動きが良くなったりするそうです。
しかし順序だけは整備解説書にも書いてありませんし、僕も知りません…







ステアリングステムヘッドナットをトルクレンチで締め付けます。
ここのトルクは44Nm(4.5kgf・m)になりますが、
ステアリングナットに比べれば神経質になる事もないでしょう。







フォークガードを付けます。
車体右側は何も気を使わずに付けてしまって構いませんが、
左側は中にブレーキラインは通ってるし、
キャリパーも同時に付けなければいけなかったりと、少し面倒です。
しかし、ここまで来てガードとキャリパー同時に付けるのが面倒とか言ってる場合ではないですね。







フォークガードとキャリパーも装着し、スピードセンサーの配線もメーターから引っ張って
いよいよフロントホイールを装着出来る状態になりました。

ちなみにキャリパー取り付けボルトのトルクは25Nm(2.5kgf・m)ですが、
僕は頻繁にこのボルトを外すので、今では完全に手トルクになっています。


今日はかなり疲れてるのでここまで。
次回はホイールを付ける所から参りましょうか。
それでは次回をお楽しみに










おまけ 「今年のブログを振り返る懐かしい写真」




自分でブラスト、塗装したフレームにパーツ一式を移している写真。
あの頃僕にこんな大掛かりな作業をする気力があったのが驚き。
今ではチェーンの注油すら忘れてしまいそうでダメですねぇ。


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