南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

CB1300SFのクラッチレリーズ周り分解清掃 その2

2007年09月27日 12時53分25秒 | CB1300SF整備編
前回の続きのクラッチレリーズの分解清掃ですが、
早速ドライブスプロケットカバーを外してみました。
そしたらやはりスプロケ付近は砂だらけ。
それにこのバイクってスプロケのすぐ横をプッシュロッドが通る構造になってるんですね。
なのでプッシュロッドに砂やグリスが溜まって、
そのせいで動きが悪くなっているようでした。

しかし何でこんな構造にしちゃうんですかね?
僕ならここに壁を作って砂が溜まらないようにするんですが…
おかげでプッシュロッドのメッキが剥がれて軽く段付きが出来てました。







整備してる間にレリーズのピストンが勝手に飛び出して今にも外れそうになってたので、
タイラップで縛ってピストンが出ないようにしておきました。
もしホントに飛び出てしまったらオーバーホールとエア抜きが待っています…

この部分はほとんど密閉されているので、
ピストンを掃除した後シリコングリスを塗っておきました。







ロッドの穴が開いてるところで掃除は出来ないのでプッシュロッドを戻して、
いつもは灯油で洗ってるところですが、シールが溶けそうで嫌だったので、
ここだけチェーンクリーナーで洗って、他は灯油をスプレーして洗っておきました。
その後はシリコングリスでグリスアップ。
得体の知れない部分にはシリコングリスばかり使ってしまうんですよねぇ。
でもここはそんなに熱も持たないし平気ではないでしょうか。







チェーンカバーも灯油っで洗っておきます。
弓の形をした部品はチェーンガードで、車体にカバーに挟まれる形で付いています。







全部組み終わって、ついでだったのでチェンジペダルを少し下げておきました。

で、クラッチレバーを握った結果ですが、当然異音と引っかかる感じは消えて、
少しですがクラッチが軽くなってました。

僕が思うに、CB-SF系はクラッチレリーズって今まで共通らしいので、
全てのSF系は同じような持病持ってるんじゃないですかね。
なので、もしクラッチ操作がおかしく感じたら、まずここを疑ってみたら良いと思います。
エア抜きやオーバーホールはその後でも遅くはありませんしね。







最後はクラッチレバーも分解して掃除の後グリスアップ。
これでやりたかった整備はひと通り終わりました。
しかしこれから1ヶ月間、週末は予定でいっぱい…
当分CBには乗れそうにありません(涙
これじゃ一番良い時期終わっちゃうよ



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コメント (4)
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