南信州のりもの倶楽部♪

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オイルキャッチタンクの製作

2007年09月28日 19時48分19秒 | 一般整備編
この間エアクリを洗った我がVIVIOですが、
ブローバイをエアクリに垂れ流しのままだと気分良くないので、
しばらくは大気開放で乗ってました。
しかし、今度はブローバイが室内まで入ってきて、
長い事車内にいると、頭痛くなってしまうんですよ。
開放しないとエアクリはすぐ汚れるし、開放すると臭いし、
リアルに頭を痛くしていたので、
ようやく重い腰を上げてオイルキャッチタンクを作り始めました。

で、自分で部品揃えて作ろうと思ったのですが、
昔に取り外した部品があったので、今回はそれを小加工して取り付けます。

上の写真はその部品でXLR250に付いていた純正のブローバイ還元装置です。
XLRは下から入ったブローバイを、中のスポンジで還元してボックスに戻す構造なのですが、
そのまま使ってもブローバイ中のオイルや水分は浄化出来ないので…







中のスポンジを出して、代わりにステンレスたわしを入れておきます。
本当はスポンジを切ったのを入れたいんですが、
しばらく使うとスポンジポロポロになるし、
水分で目詰まりしそうなので止めました。

今回は取り急ぎ作ったので、中身はこれより良いものが見つかり次第交換します。







試作品第1号の完成写真。
本体を横に付けることによって、赤いチューブの中にオイル分が溜まるようにしたのですが、
思いのほか溜まるのが早かったら別途タンクも作るつもりでいます。
しかし何で今作らないかって言うと、
エンジンルームに余分なスペースが無いので今回は止めただけです。

VIVIOはただでさえ狭いのに、このモデルは直4エンジンでさらに狭くなり、
さらにスーパーチャージャーも付けてしまってあるので、ホントにキッチキチです…
エンジンルームでの整備はバンパーをまず外すのがこの車の基本なんですよ。







車体に付けるとこんな感じ。
オリジナルはヘッドカバーからダイレクトで
クリーナーボックスにチューブでつながってましたが、
今回はヘッドカバーより少し下に取り付けてあるし、
一応ですが浄化されているので、
これでエアクリが汚れる心配はしなくて良いと思います。
が、溜まるのが早く、オイル分で中がひたひたになってしまうと全く意味無いんですよねぇ…

まぁ、今回は試作品だし、しばらく使ってみてからインプレしますね。
それまで少しお待ちあれ。



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コメント (3)
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