
昨日は体調不良で一日中寝込んでいたんだけど、
酒を控えたせいか今日は絶好調だったから毎年のように高校野球中継をサウンドで楽しみながらエンジンを作っていた。
先ずは前の続きのGPX125でミッションはセミクロスに変更して、
強化テンショナーや超ハイコンプピストンにご要望があったモダンワークスさんの全波ジェネレーターを取り付けてある。
しかしご依頼をいただいたのが去年の11月でいくら何でも遅れ過ぎだが、
今年の初め辺りから新規オーダーは停止したため、
これからはもう少しスピーディーに作れるんでないかと思う。

お次は前に納品したLIFAN125の1次側クラッチエンジンを150ccにした物で、
エンジンはかかるんだがセルも一緒に回ったままになると言う不思議な事が起こったみたいだからまたお預かりしてジェネレーター側をバラしてみた。
そしたら写真のセルスプロケットを飛び出し防止のロックが何故かスプロケットの裏側に向かって付いていて、
エンジンがかかってもスプロケットが共回りしてセルが回っていたみたい。
よって原因は直ぐ分かったんだがセル始動系をまたバラしてスプロケットのワンウェイクラッチの当たり面を旋盤でサッと面出しして、
ジェネレーターカバーのガスケットも切れていたから新品を注文したが、
部品が無かったら連絡下さいと言っておいたが連絡は無かったためまだ欠品はしていないみたい。
下セルの部品は尽きつつあるから心配していたが大丈夫のようなので、
ガスケットが届き次第直ぐ組んで返却する予定だ。
そんな訳で明日が終わればお盆休みだが、
エンジンはまだまだ作らなきゃいけないため、
また甲子園はサウンドを聞きながら作業場に立つつもりだ。