南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

フロントフォークの延長に挑戦! その1

2006年07月10日 22時08分04秒 | CB1300SF整備編
バンク不足の原因はマフラーだと言うのは前から分かっていました。
何せプロドラッグと言う名前通りドラッグ仕様のマフラーで、エキパイが通る右側のバンク角ば左に比べて少ないのです。
タイヤのエッジを使うまでバンクさせるとエキパイが接地してしまい危ないんですよー。
昔付けていたスーパートラップはエキパイが4-2-1集合で、車体の真ん中を通るレイアウトだったため、バンク不不足で悩んだ事は無かったんですが…
で、リアの車高はサス交換とリンクロッドによる車高アップは出来るんですが、フロントとなるとフォーク延長かタイヤの扁平を戻すくらいしかありません。
しかしタイヤの扁平を戻すのは本末転倒なのでフォーク延長を考えてみました。
まず社外品の延長キットですが、セットで2万以上します。高いです。
そこで金属加工に詳しい悪友H君に聞いた所、図面さえ引ければ加工屋さんで作ってもらえるとの事。
早速フォークのキャップを外し、寸法を精密ノギスで計測したのが冒頭の写真です。
適当に書いてありますが、こんな物でも見積もりくらいは出来ますので、H君にお願いしてちゃんとした図面を書いてもらい加工屋さんに見積もりをお願いする事にしました。
写真ではキャップを計測しただけですが、キャップ上部を30~50ミリくらいの延長にするつもりです。
延長の長さはリアの車高と車体姿勢の兼ね合いで決めるつもりですよ。
フロントを良いだけアップしたらリアもアップして車体姿勢を取りたいんですが、リンクロッドだけで上げるのも限界がありますし、出来ればサスのエンドアイで調整したいですからね。(リアサスはヤフオクで安いのが出品されていたため、僕が実験台となり、来月あたり購入予定)



フォーク延長キットの数々です。これは加工屋からの写真ですが、頼めば写真のようにいくらでも作ってもらえます。
価格はまだ分かりませんが、セットで15000円くらいであればお願いするつもりです。
そこで問題になるのが延長キットの材料です。
H君によると、材料の理想はSUS303材やSUS304材(ステンレス)が強度もあり錆びなくていいらしいんですが、材料が高価で、しかも硬いため加工費用がかかるかもとの事。
一方、アルミですが多くのフォーク延長キットで使われているものの、素材の強度に差がありますが、僕は鋼材オタクではないので詳しい事はよく分かりません。
しかし、その道に詳しいH君に助言を頂き、加工屋さんにある丸棒の種類なども検討して決めるつもりです。金額から言って多分アルミで製作すると思います。
ちなみにアルミの種類についてはここから閲覧できます。
多分5000系あたりの素材を使用するかと思います。

まぁ今日の所は採寸しただけで終わってしまいましたので、見積もりが出来るまで持ち越しです。

それでは次回をお楽しみに!


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今日は暑かったので…

2006年07月08日 21時23分34秒 | イベント、ツーリング参加
今日は暑かったですねー。飯田でも30度を越える陽気で、僕なんか仕事サボって川遊びに行きました。
それとは関係無いんですが、涼しげな写真が出てきましたので、このブログをご覧の皆様にもと思い載せてみました。
撮影日は去年の2月16日、悪友のM井君と平谷村の道の駅に行った時のひとコマです。
この日はどういう訳かいつもより暖かく感じ、週末はオフ車に乗っていた我々も大きいバイクを動かしてみようと思い立ち、しかし行き先が決まっている訳でもなくいつものこの場所に向かったのでありました。
しかし2月、この場所の気温は氷点下で、途中スキーヤーの車に混ざりながらやってきたのであります。
もちろん回りにはバイクは1台もいませんし、人影もまばらでした。
「おめーら寒くなかったのか!?」ですって?寒かったに決まってるでしょ!しかし寒い思いをしてでも乗りたかったんです。
バイク乗りなら分かりますよね?



で、僕のCBです。
シートの上に置かれているのが、ハーレーのロゴの入った防寒グローブです。これを付けてても手は寒さで痛くなります。
しかし雪国の方に言わせれば、「乗れるだけマシ」でしょう。
ここもしっかり振るんですが、融雪剤のおかげで道に雪はありませんが所どころウェットで、しかも融雪剤のせいでとても滑りやすいです。
2台でよくバーンナウトして遊んでますよ。
しかしこんな季節に乗るとバイクに融雪剤がついてしまい後が悪いです。
この日も帰って、エンジンが冷えたら速攻で洗車しましたよ。コレやらないとすぐにサビてきてしまいます。

どうですか?少しは涼しくなっていただけたでしょうか。
バイクいじりのネタが無くなったら昔の写真を引っ張り出して来て紹介しますのでどうぞお楽しみに!

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パンク修理 チューブ編

2006年07月07日 13時30分39秒 | 自分で出来るメンテナンス編
在庫してあったチューブですが、ナゼだか穴が空いていたのでついでに修理してみました。
問題の穴ですがせいぜい2~3ミリの穴です。釘が刺さった程度でしょうか。



まず、密着を良くするために、穴の周辺にかなり荒いサンドペーパーでこすります。
僕の場合は鉄のワイヤーブラシを使いますが、効果はほぼ同じです。
終わったら脱脂をしましょう。ブレーキクリーナーでサッと拭けばOKです。



修理に使うメインの物がコレ。ゴム用の糊とパッチです。
まず糊を…



傷口に塗りちょっとだけ乾くまで待ちます。
この糊だと1分くらい。



パッチの銀紙を剥がしてビニールが付いたまま傷口に貼り付けます。
ビニールは剥がさないようにしましょう。なぜかと言うと…



このままハンマーでガンガン叩くからです。
ハンマーで叩く事により糊とパッチを密着させます。
特にパッチの淵は入念に叩いておきましょう。



最後にビニールを剥がして完成です。

チューブタイヤはパンクすると、すぐに走行不可能となります。
オフ車などでツーリングに行くときはホイールを外せる工具、タイヤレバー、パンク修理セット、携帯空気入れは一緒に持って行くのが常識です。
ですがその前にパンクを自分で修理できるスキルを身に付けておけば、なお安心ですよね。
オフ車乗りの方、このぐらいの事は出来る様になっておかないと出先で困ることになりますよ。































おまけ



元バイク屋メカニック、I崎君に教わった裏技?
バルブナットは締めずに写真のようにしておくと、もしビードがずれた時にバルブをあまり痛めることがないようです。
ある程度のバルブの保護にはなりますね。
ですがホイールの中に水が入ってしまうのが難点。
こうするくらいならバルブガードを付けておいてもいいでしょう。

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ちょっと変わったパンク修理

2006年07月06日 15時12分07秒 | 自分で出来るメンテナンス編
普通、パンクと言えばチューブレスタイヤはタイヤ表面、チューブタイヤはチューブを外してその表面をパンク修理するのが一般的ですね。
しかし今回の患者さんは、なんと自分のKLX250、ついこの間19インチ化したばかりのリアタイヤからです。
バイクの取り回しがやたら重いので不思議がっていたところ、リアタイヤの空気がない事が発覚、早速パンク修理となりました。
しかし強化チューブですのでレバー引っ掛けただけで簡単に穴が空くとも思えず、それに自分で言うのもなんですが、僕がタイヤ交換したので誤ってパンクさせたとも思えません。
実際、チューブを外して空気を入れてみましたがどこからも空気漏れの音はしませんでした。



しょうがないので、空気を入れたチューブに石鹸水をスプレーしてみた所、バルブのナットの付け根から空気が漏れているのを発見しました。
写真では良く分かりませんがナットの頭あたりが泡立っています。
しかし、ここで困った。どうやって修理しようかと言う事です。
お手軽にアロンアルファで固めようとも思いましたが、昔にエアーのホースを車のフロントガラス用接着剤で修理したのを思い出し、早速挑戦してみました。
この接着剤は耐候性が良く、弾力も接着力も良いスグレモノです。
それに仕事でガラス交換をやるのでこの接着剤は売るほどあるんですよねー
(これが一番の理由…)



まず始めに接着剤を塗る所にプライマーを塗ります。これは下地処理剤で、これを塗らないと接着剤は簡単に剥がれてしまいます。



プライマーが塗り終わりました。プライマー自体に接着力は無く、しかも液体ですのでさらっとしていて軽い付け心地です。(何のナプ○ンのCMだ…?)



接着剤を塗っていきます。



塗り終わったら指先で綺麗に拭って、一晩乾燥させたら終了です。
まだ装着してはないのですが、空気漏れの状態が漏れているかいないか分からないくらいでしたのでこの方法で大丈夫だと思いますよ。今は別のチューブが付いていますので、気が向いたら付けてみようと思っています。
そのうちにテスト走行も兼ねて何処かへ行ってきますのでその時をお楽しみに!





























おまけ



バイクをジャッキアップする時に便利なのがチェーンブロックです。
悪友H君の会社からの頂き物ですが非常に重宝しますよ。
フロントはハンドルにタイベルトをかけてジャッキアップでき、リアはシートやカウルを外した時に出てくるフレームにベルトをかけてジャッキアップできます。
両方上げたい時にはレーシングスタンド共用で何とかなりますよね。
自分の首にベルトをかけて自分をジャッキアップするという粋な遊びもできますよ。
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KLX250のリア19インチ化に挑戦! 番外編 その3

2006年07月05日 23時04分55秒 | KLX250 レストア、整備編
昨日までで位置は決まりましたので、その場所にそこら辺で売ってるガムテープ(布テープ)をしわが出来ないように貼り付けます。
グラスが変に湾曲しているので1枚で張るのは思いの他難しかったですよ。
その後はロゴに合わせてカッターでふちを切っていきます。
やってみると分かるんですけど、どこを切ったか分からなくなっちゃうんですよこれが。



全て切り終わったら、ブラストしたい所を剥がしてマスキングします。後はグラスの内側に新聞紙か何かを詰めて準備完了です。



ボケていますがブラストが終わった画像です。
KDXのホイールをブラストした時についでに作業しましたが、空気圧は4キロぐらいに落として、ガムテープは剥がれないように30センチくらい離れた所から少しずつ噴射しました。



完成を祝して一人で乾杯です。
勇んで作ったはいいんですが、このグラスはイマイチ使いづらいし洗いにくいので飾ってあります。そして使ってません…

ブラストを使えばこんな事出来るのは分かりましたが、他にとっても便利な使い方があるかもしれませんね。
そのようなネタがある方は教えてくださいね。
あと、ブラストを持っている方は世界にひとつだけのグラスを作ってみてみたらどうでしょうか?






















おまけ



ビールを注いでみたので、ついでに撮ってみました。
ただの冷奴ですが夜の主食です。





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KLX250のリア19インチ化に挑戦! 番外編 その2

2006年07月04日 22時12分35秒 | KLX250 レストア、整備編
冒頭の写真ですが今回僕が使ったロゴの入った写真です。
これは僕が毎月買っている雑誌の広告をデジカメで撮ったものです。
スキャナーがあれば使ってもいいんですが持ってません…
しかし写真の場合はプリンターの性能に左右されるので最高画質で撮影しました。
僕の使ってるプリンターはWin95世代のプリンターなので画質が非常に荒く、苦労しましたよ。



A4の紙にプリントアウトしましたが、こんなに荒くなっちゃいました…
これから切り刻むのでカラーは使わずに白黒です。
これを使う部分だけ大雑把に切ります。



スーパーボルドールの文字もやろうと思えば出来ましたが、僕のCBとは違いますので使いませんでした。



文字が結構大きく、しかもグラスの形がラッパ型ですのでこのように借り止めしてみます。
本当はグラスと水平にしたかったのですが、それに合わせると文字が小さくなってしまうのでやめました。

次回は位置決めをして、マスキングをして行きますよ。
今回は重要ではないんですが、写真がかなり余ったものですから…
それでは次回をお楽しみに!

































おまけ



悪友M井君のR-1000の純正ステダンです。
抜けてきた感じがしたらしく、ヤフオクで買ってきて交換中の写真です。
上が買ってきたもの、下が付いていたものらしいですが、下はロッドに軽くオイルがにじんでいます。
飛ばす人には違いが分かるんでしょうなぁ。

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KLX250のリア19インチ化に挑戦! 番外編 その1

2006年07月02日 23時50分12秒 | KLX250 レストア、整備編
昔、何かの本でガラスをブラスト処理して模様を入れるみたいな記事を読んだことがありまして、これなら僕にでも出来るのではと思い、早速実行してみました。
まず、近所の100均に行って柄のないグラスをゲット。入れる模様はCB1300のロゴに決定し、作業に取り掛かりました。



分かりにくいですがCBのロゴが入っていますよ。
実際見た人はデキの良さに軽く驚いてくれました。

今日は最高に短いですがここまで。
次回から作り方に入ります。ブラストを持ってる方は試してみてはいかがでしょうか?
それではお楽しみに!

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