団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

気楽に話せて、お互いに深入りしない。

2017-10-07 05:16:44 | 日記
中日新聞の「妻と夫の定年塾」。
西田小夜子さんのコラムから、今日のテーマは「緩やかな絆」です。


 40を過ぎた長男は結婚せず、マンションで暮らしている。
親の家にはほとんど来ない。
大学卒業後、ずっと同じ職場にいるので、
年金生活の史郎さん夫婦が援助する必要はない。

 結婚したらどうだ、と聞いても
「そのうちにね」と笑うだけで、
一人住まいが好きらしかった。
近所にも、親元を離れて暮らす独身の子がいる家庭は何軒かあった。

 「家族の形が昔と違ってきたよなあ」と、史郎さんは妻に言う。
結婚して子どもが二人いる次男の方は時々、家族を連れて遊びに来た。

 今、史郎さんが一番幸せだと感じるのは、すぐ近くに住む
三組の夫婦の友達がいることだ。
妻と夫の役割分担で忙しかった若い頃と違い、
他人と気楽に話せる。
全員が60代半ばで、お互い深入りしないのもいい。

 妻同士も気が合うらしく、女だけで集まっては、おしゃべりや
ランチを楽しんでいた。

 それぞれ孫もいるが、孫と遊んだり世話を頼まれたりするのが生きがい、
というわけでもない。
たまに来る孫はかわいいが、帰るとくたびれて「やれやれ」と、
妻とともに休むのだ。

 近所の友達との緩やかな絆に、史郎さんは心安らぐ。
みんな一緒に年を取っていくのだが、
年を取るのが寂しいなどと思うことが最近はなくなった。
ちょっとした困り事や体調が悪い時にも、
すぐに助けてくれる。
緩やかな絆を大切にしよう、と妻と話した。


  以上です。


 この主人公のような生活ができれば幸せですね。
私はこの主人公のようにご近所さんとの付き合いはないです。

 ご近所さんとの付き合いがあるとすれば、この主人公のように
緩やかな関係がいいですね。
気楽に話せて、お互いに深入りしない。
そんな心安らぐ関係が、一番のように思います。













横浜いれぶん 木之内みどり
コメント (10)
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