団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いつも見守っているよ!

2017-10-09 05:03:43 | 日記
 昨日の続きです。
同僚の二人に電話した翌日の夕方5時近くに、今年の年賀状に車椅子で生活していると書いてきた元の会社の同僚に電話しました。
留守録に代わってしまったので、「後で電話してくれるよう」吹き込みました。

 2週間ほど前の朝 彼から私の携帯電話に電話があったようですが、どうも電話番号を変えたようで、
私の登録と違っていて名前が表示されませんでした。
私は名前が登録されていない電話は出ませんので無視しました。

 夕方 また携帯に電話がありましたが、携帯番号が表示されてるだけなので出ませんでした。
ところがすぐに固定電話の方に電話がかかりましたので、「これは知人だ」と思い、
電話に出たところ、彼からでした。
私より元気そうでした。
15分ぐらい電話で話をして、
「また今度、電話をする」と言って切りました。



 元同僚に、3ヶ月に1度電話すると決めています。
10月に入りましたので、改めて電話したという訳です。

彼から折り返し電話がかかってきました。
ディ・サービスから5時に帰ってきたようです。
私は彼がディ・サービスへ行っていることは知っていましたが、
ちょっと早く電話しすぎたようです。(苦笑)

 デイ・サービスは毎日行っているそうで、1日施設にいるようです。
リハビリの事を訊きましたら、30分程度のようです。
30分か!
これでは歩くようにならないなぁと思いました。

 去年の夏 脳梗塞で倒れて、5ヶ月ぐらいリハビリを行い、
これ以上リハビリを行っても仕方ないという事で、自宅に帰ってきたようです。

 そのような彼を元気づけるのは難しいです。

 前回電話した時に「寝返りをうてない」と言っていましたが、
今回よく訊いてみますと、ベッドが小さいので寝返りをうてないようです。
「パラマウントのセミダブルのベッドを買えよ、お金はあるんだから。
お金を墓場まで持って行けないよ」と言いましたら、
「子供達に残してやらないと」の返事でした。

 私は9月に高血圧でもう少しで心筋梗塞を起こし、死にそうになったことなどを
話しました。

 彼を勇気づける言葉は見つからないです。
「また正月明けに電話する」と言って電話を切りました。

 彼は「ありがとうな」と言いました。

 電話を切った後 茶の間に行くと、
かみさんが「元気そうに喋って! 向こうから電話が来るまで電話をしない方が
いいじゃないの。電話を出たくない時もあるでしょうし」と言いました。

「待っていたら、電話がいつまでたっても来ない可能性があるじゃないか」。
「あなたのような元気な声を聞くと、落ち込むと思うよ。嫌われるよ!」と、かみさんが言いました。

 「嫌われても言い! 待っていたらいつまでも電話が来ないような気がする」と、答えました。

 確かに車椅子生活から治る見込みがない彼に対して、元気に話す同僚の声を聞くのは辛いかもしれないですね。
私は言葉を考えて使わないので、彼を傷つけてしまうかもしれません。
そう考えると嫌われるかもしれません。
でも彼が「電話をかけて来ないで」と言わない限り、
3ヶ月に1度、電話をしようと思います。

 彼をいつも見守っているよ!という気持ちを伝えるために。
ところが私は、今や少し歩くと疲れて歩けなくなっています。
これじゃ、見守れないですよね。(苦笑)
早く良くならなければ。


<今週末まで、コメント欄を閉じさせていただきます>









永井龍雲 一滴の雨
コメント
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