団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

お母様の性格というか考えがあるので、なかなか整理するのは難しいでしょうね。

2020-06-01 03:36:12 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「たんす」というタイトルで、59歳の女性が投稿されていました。





 数年前から、母が住む実家の片付けをしている。
一人暮らしには出番のない大鍋、大皿、中華鍋。
洗剤、ラップ類は一生分くらいある。

 途方にくれながらの片付け作業。
母との「いる」「いらない」の攻防戦で、何度も挫折を繰り返している。

 今回のコロナ禍で、思いがけずまとまった時間ができ、母と過ごす時も増えた。
「これはチャンス」と、古い使いにくそうなたんすの処分を提案した。
今はもっと軽くて低いタンスもあるからと。

 「そうかね〜」とあまり気乗りしない返事。
「来月の粗大ゴミに間に合えばいいか」と考えていた。

 ある日、母の着替えの様子を見る機会があった。
例のたんすに身を預け、器用にズボンをはいていた。
前に圧迫骨折したとき、引き出しを少し出して手すり代わりにしていたことを思い出した。

 このたんすでなければ、母は支えきれないだろう。
処分はやめだ。

 以前、ヘルパーをしていたとき、柱に白い湿布が貼ってあるお宅があった。
「夜中にトイレに行くときに光るので、柱にぶつからず済む」とのことだった。

 体が自由にならない中での知恵と工夫。
母も同じだと気付いた。

 まだまだせめぎ合いは続きそうだけど。


 以上です。


>途方にくれながらの片付け作業。
母との「いる」「いらない」の攻防戦で、何度も挫折を繰り返している。

 お母様の性格というか考えがあるので、なかなか整理するのは難しいでしょうね。
投稿者さんの思うように片付けることは難しいでしょうね。

>例のたんすに身を預け、器用にズボンをはいていた。

なるほどね〜。
私も布団から起き上がる時は、近くの机に手をかけて起き上がったりしますね。(笑)

>体が自由にならない中での知恵と工夫。
母も同じだと気付いた。

 身近にあるものを利用して、体が自由にならない部分を補って生活していることがありますね。
そう考えると、やはりお母様と話し合いながら片付ける以外ないでしょうね。(苦笑)




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コメント (8)
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