団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

長男の孫が小学生の高学年の時に、私が感動した「レ・ミゼラブル(ああ無情)」と「ファーブルの昆虫記」、オ・ヘンリーの「最後の一枚の葉」の 3冊の本をプレゼントしました。

2020-06-19 04:00:04 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「レ・ミゼラブル」というタイトルで、66歳の女性が投稿されていました。


 昨年、仕事を辞めて家にいる時間が長くなった。
そして、今、コロナ禍でさらに家で過ごす時間が増えた。

 今まで時間に追われる生活で、家の中でゆったり過ごすことはあまりなかったが、
現在は読書ざんまいの日々だ。

 小学生の時に通った塾である日、先生が授業の終わりに小説を読んでくれた。
ビクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」。

 その日から私は、読書の楽しさを知った。

 小説の中の主人公の生き方、考え方に共感したり、
世の中の理不尽さに失望したり。

 さまざまな哲学、人生を思った。
小学校を卒業する時、その塾の先生から一枚の色紙をいただいた。
どこからの引用だったのかは分からない。

 「若人よ。理想は高く 身は低く 有為の人たれ」
 十二の春に受け止めた言葉だった。

 高齢者と呼ばれる年齢になった今でも、心の片隅に生き続けている。

 先生は子どもから見ても美人で、強烈な個性の持ち主だった。
三十年以上も前、弟の結婚式でお会いしたのが最後となった。

 誰もが苦難の中にあるこの時期に、先生だったら、どう言ってくれるのだろう。

 今、受験生となった高校三年生の孫に、私が半世紀以上も前にいただいた、同じ言葉を贈りたい。


 以上です。


塾の先生が勉強以外で小説を生徒さんに読むなんて、珍しい先生ではなかったかと思います。
投稿者さんにこの塾の先生は、大いに影響を与えたようですね。


 「レ・ミゼラブル(ああ無情)」。
この本、小学生の高学年時に買って読んだことがあります。
内容はすっかり忘れましたが、感動したことは憶えています。

 長男の孫が小学生の高学年の時に、私が感動した「レ・ミゼラブル(ああ無情)」と「ファーブルの昆虫記」、オ・ヘンリーの「最後の一枚の葉」の
3冊の本をプレゼントしましたが、どうもあまり感動しなかったようです。(苦笑)
本人が選んだ本が、一番なのかな。








Dio Come Ti Amo 倍賞千恵子 愛は限りなく Baisho Chieko カンツォーネ
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする