中日新聞の「くらしの作文」に「別れ」というタイトルで、72歳の男性が投稿されていました。
散歩中に失神、転倒した。
病院に救急搬送され、入院し検査を受けた。
診断は心臓内の電気刺激が途切れる房室ブロック。
「次は命の保証ができない」と、ペースメーカーを入れる手術を受けた。
日常生活には制限はあるが、やむを得ない。
悲しいことに第一の趣味の大型バイクを、もう運転できない。
75歳まで運転する目標は、唐突に絶たれた。
免許を取得して54年、24台を乗り継いだ。
走行距離は33万キロ。
そのうち5年以上、3万キロ以上走った特に思い入れの強いバイクは6台だ。
ツーリング先の風景や人情の記憶が走馬灯のように駆け巡る。
倒れる前日の同時刻にはバイクを乗っていたことを思うと、人・車とも悲劇的な最期は避けられた。
神のご加護があったと受け止めている。
趣味のバイクは「走ってなんぼ」であり、運転には心身の健康が必要だ。
体が壊れては諦めるしかない。
引き取られていく愛車を見ると、涙がこみ上げてきたが、無傷であったことは何よりだ。
次の所有者のもとでの新しいバイク生活の始まりが想像され、心の中で「楽しい思い出をありがとう!次も元気でな!」と声をかけて見送った。
断腸の思いではあるが、悪くない終わり方だ。
以上です。
投稿者さん、奇跡的に助かってよかったです。
愛車もどこも悪くならなくて、良かった。
ただペースメーカーを使用しなくてはならなくなったのは残念でしょうね。
そうでなければ、愛車と別れなくてもよかったのに。
以前スポーツジムに通っていた時、プールでペースメーカーをつけたご婦人に声をかけられました。
「あなたは疲れた顔をして水中ウォーキングしているけど、私はペースメーカーを着けている。それでもあなたより元気よ!」と、言われてしまいました。😅
このご婦人は、ご自分で言われるように元気・元気。
プールを達者な泳ぎで、何度も往復されていました。
うちの団地の男性で、最近ペースメーカーを着けた方がいます。
スポーツジムには通っていらっしゃいますが、団地の掃除には障害者ということで参加されていません。
スポーツジムでペースメーカを着けて元気そのもののご婦人を知っていますので、この男性の自分に都合の良い行動に、何だかなぁと思ってしまいます。
ジリオラ、髪をリボンで束ねています。高校時代好きだった女の子も髪をリボンで束ねていました。 Gigliola Cinquetti Non Ho L Eta