中日新聞の「中日春秋」に下記のことが書かれていました。
「タイは頭から腐る」のだという。
昨今の国会で、野党議員が桜を見る会などの問題を追求した際にも出てきた言葉だ。
当時の安倍首相はいら立ち、やじを飛ばして、おわびすることになったのは、記憶に新しい。
言葉の当否とは別に、素朴な疑問がわいたのを覚えている。
常識に照らせば、タイといえども、腐るのは頭部からでなく、腹あたりからではないかと。
本当はどこからだろう。
「政治とカネ」をめぐる近ごろの腐臭は、だいたい頭のすぐそばからのようである。
また自民党から漂ってきた。
菅原一秀前経済産業相が、党に離党届を出し、衆院に議員辞職願を提出した。
選挙区内で違法な寄付をした公選法違反の罪で略式起訴される見通しとなったという。
参議院の巨額買収事件の河井克行元法相夫妻や鶏卵汚職事件の吉川貴盛元農相らを巡り、政治とカネ絡みの問題が続いている。
菅原氏を含め、菅首相の側近といわれる政治家や安倍前首相が任命した閣僚が並ぶ。
長い「一強」の時代に生まれた緩みが招いたのかもしれない。
こういう人々を集めたのか、寄ってくる何かがあったのか、腐臭のもとは拡大していないか。
政権の頭にも厳しい視線が向けられて当然であろう。
政治とカネについて、「ずいぶんきれいになってきている」と、二階俊博党幹事長が発言したそうである。
党幹部の「臭覚」は、大丈夫だろうか。
以上です。
私は公明党も問題ありと思っています。
公明党が自民党に協力しなければ、選挙で今のように圧倒的に自民党の議員が当選しません。
公明党は平和の党、国民の党と謳いながら、怪しげな自民党幹部の動きを諫めることをしようともしないです。
ガッカリです。
大橋純子 - 愛は時を越えて[OFFICIAL MUSIC VIDEO]