風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

第63回ピースボート・地球一周の船旅9・クサダシ/トルコ編

2009年02月03日 | 63回ピースボート
第63回ピースボート・地球一周の船旅9
クサダシ/トルコ編
[10/13]

10/13 トルコ古代遺跡巡り

クサダシ港


先ず、ディデム遺跡が見えるレストランで食事
ディデム遺跡観光


入り口に有名なメドーサの像がある


アポロン神殿[ハドリアヌス帝時代]


ミレトス

円形劇場


その脇の遺跡群

周辺一帯はかなりに広さにわたって遺跡があるが、放置されている
この一帯は地震が多く、多くの遺跡が地震で崩落しそのまま放置されているという。

キャラバンサライ[キャラバンの宿]


プリエネ遺跡[アレキサンダー大王はこの地に進出した、その住居・神殿]


オデオン[屋根付き小劇場5000人規模]

貴賓席

かなり急な斜面の上にある、この遺跡も地震で崩落しそのまま放置されたままだ。

遺跡から見える現在の集落


トルコ絨毯屋・トルコ石屋に寄るが、高額で私には関係なかった。


この三つの遺跡はともにローマ時代のものである。
エジプトもローマも建造物の材料は石だが、
エジプトの場合は神殿・ピラミッド・墓などで日常生活と直接関係ない建物だが、
ローマ時代になると、神殿も多くの人々が訪れるかなり公的なものとなり、
また円形劇場などのように人々の日常生活と関わり深いものになってくるようだ。
いずれの遺跡も地震などのよって崩落したままで、補修は行われていないし、
崩落防止の方策も施されていない。
観光客もまばらである。
土産屋の客引きもしつこさはないので、安心である。

トルコのレストランはバイキング=ビュッフェ式が多いように感じた。
アジア・エジプトに比べるとスパイス・味付けは控えめのようだ。
塩を振って食べる日本人がかなりいた。
野菜・果物の種類と色が豊富に感じた。
また、日射しはかなり強いのだが、気温はだいぶ低く、朝晩は涼しい。
山肌はすべて緑に被われている、と言うのではなく、
かなりまばらにブッシュや木々が茂っている、と言う感じで、
少し高度が上がると緑に被われる。
また、また、街並みは、これまでの単調な黄土色一色という感じから、
家の外壁が白で、屋根が赤茶色となり、これだけで地中海という感じがするから不思議だ。
気温が高くないこと、街並みの色彩が豊かになったな、との感覚の変化は大きい。
土産物もワンダラー・ワンダラーと言わないので安心で、
トルコ人はいい人だ、と思ってしまうのだ。
また、トルコはモスリムが多いが、厳格なイスラームでは無いらしい。
スカーフを被る女性はほとんど見かけないし、お酒は公然である。
それは、トルコが政教分離を国是として来たことと関係がある。
だが、最近はいわゆるイスラム原理主義が力を広げ、分裂が生じているようだ。
クルド人問題、キプロス問題、そして石油問題、EU加盟問題と課題は多いようだ。

トルコ国旗をかなり見かける。

夜のクサダシ


至る所にあるオリーブ


我々は、このトルコで予想外の長期滞留することになる。


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